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革職人のワークショップを手伝う話①

革物製品を作る職人、いわゆる革職人の友人がいる。
彼のワークショップを手伝うことになったので、背景やノウハウについて、備忘も兼ねてnoteを書く。

革職人の紹介

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名前:スギさん
年齢:32才(1988年生まれ)
生まれ育ち:東京生まれ大分育ち
職歴:革物製品の製造会社で6年間働いた後、独立し「杉山製作所」を開業
店の場所:鳩の街商店街(押上駅徒歩11分、曳舟駅徒歩6分くらい)

ワークショップ開催の経緯

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スギさんの今のメインの仕事は、メーカーから発注される革製品の大量生産。
大量生産のための作業は自分の時間を切り売りしているようで、あまり気が進まないし自分には向いていないと思っている。

あと元々、人と話すのが好きなので、将来的にはオーダー品の受注をメインにしてお客さんのニーズを丁寧に拾っていきたいという思いもある。

そこで、お店の認知度向上と、お客さんとの直接の接点を持つことを目的にワークショップを開催することになった。

独立した職人』なんて聞くと、

「自分の好きなこと極めててすげえし、きっとプライドとかあって一般人と関わるのは嫌なんだろうな~」と思ってしまうけれど、
スギさんはスギさんで、
ちょっと嫌な仕事だけど、食べていくためには続けなきゃいけない
とか、
やりたいこと(ワークショップとか)はあるけど、どこから始めていいかわからない
とか、
僕たち若手?サラリーマンと似たような悩みを持っていることがわかって、意外だったし、なんか職人という存在を身近に感じることができて嬉しいです。

ただスギさんの技術と姿勢は、素人の僕から見てもわかるくらい、すごい。
1つ1つの作業のスピードが速いし、丁寧。
素人目にはわからいないようなミスも、ごまかさずに直す。

さすが職人。

僕の役割

スギさんから、ワークショップやりたいんだけど・・・と、最初に話を持ち込まれたときは、
「しがないサラリーマンの僕にできることなんてあるのか?」
と思いましたが、意外とあったので書いて(アピールして)おきます。

僕がやること、できることは以下の通り
・ワークショップの目的定義、マイルストーン決め
・ワークショップのコンセプト決め、時間/料金設定のサポート
・PRを担当できるフォト/ビデオグラファーの紹介
・モニター利用者の紹介

まとめると、
「人の紹介」と「イベント開催にあたってのコンサル」というところか。

なんかカッコいい用語を散りばめた(見栄張っちゃった・・・)けど、
東京生まれ東京育ちであれば東京に友人・知り合いは多少いるし、
イベント開催なんて、社会人6年間やってれば沢山やる機会あるので、
自分としてはあまり特別な価値を提供している気はしていない。
たぶん、僕の周りの社会人だったら正直、ほぼ誰でもできるような仕事。

ただ、ここで思うのは、
自分にとっては特別じゃないことでも、相手には価値を感じてもらえることがある
ということ。

スギさんは、
地方育ちだから東京の知り合いが多いわけではないし、
職人系のキャリアなので、イベント開催の経験もそこまでない。

スギさんとしては自分に足りない部分だと認識しているので、
僕がショボイ仕事ぶりであっても、
「しゅん君すごい!」と喜んでくれるので、すごく気持ちが楽。

スギさんの技術と謙虚さの方がよっぽどすごいよ・・・。

自分の能力と、発揮する場所

人からの評価は多くの場合、能力の相対評価だと思っている。
現時点での自分の価値を最大化するならきっと、ライバルがいない場所(能力の供給不足/需要過多になっている場所)に行くのがいい。

ただ一方で、自分が高く評価される環境で自分の能力を高めていくのはすごく難しい。高い評価がされるということは、自分より優れている能力の人が少ないということ。
佐俣アンリさんの「熱投」にも書いてあったけど、ひとの能力の成長と場所は大きく関係すると思うし、成長したいならストレスがかかる場所にいくべき。

自分への評価と、能力の成長。うーん。
僕の場合、今はどっちも大事な時期なので、
ワークショップを通じて自分の今ある能力を発揮しつつ、
本業の仕事でストレスかけながら能力を伸ばしていく。

そんな風にバランスをとっていこうかなと思っています。

ワークショップの具体的な開催方法だったり問題点はまた次回以降書いていきます。
僕はいま本業がかなり忙しいのですが、引き続き、時間を見つけてはコソコソと手伝っていこうと思いますw

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モニター利用してくださる方、いまなら割引料金で革物作れるので、ぜひご連絡ください!

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では。


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