ゆる妊活体験記②~卵管造影検査って、そんなに痛いの?~
※リアルをお伝えするため、途中から有料です。当記事は、「妊活」をテーマとしています。描写が生々しく感じる可能性があるため、ご注意ください※
当記事は、以下の続編となる。
(0)初診から次のステップへ
クリニック初診では、夫婦揃って受診し、両者共に、保険適用内の検査においては、妊娠機能に問題ないことがわかった。
この時点で、次のステップに進むかどうかは、夫婦によって異なる。
機能的に問題ないなら、しばらく様子を見ます、という人もいれば、早く次のステップに進みたいです、という人もいる。
私たち夫婦は、私の32歳という年齢と、避妊をやめてからの経過年数を客観的に考慮し、タイミング法に進むことを決断した。
ここからが、保険適用外の内容が出てくる。
適用外の検査は、私のみで、夫は求められなかった。
内容としては、大きく分けて二点ある。
①卵管造影検査 ②採血(AMH)だ。
(1)卵管造影検査
卵管とは、精子が卵子と受精する際に通る道だ。
精子と卵子の状態に問題がなくても、この道が詰まっていた場合、精子が通れないため、受精ができない、という理屈だ。
検査方法は、子宮内に造影剤を注入して、卵管の透過性を確認する。
この時に、多くの場合、痛みを伴う。それが、この検査の最大のデメリットである。
先生がこの検査の説明をするときに、真っ先に痛みのことを言われた。
「先に言っておきますが、痛いです」という具合だ。
私は全く前情報がなかったので、そんなに忠告するほど痛いのに、それを上回るメリットはあるのか?という疑問が生じ、それをそのまま聞いてみいた。
すると、検査目的以外に、治療という意味でメリットがあります、とのこと。
どういうことかと言うと、検査のために造影剤を流し入れることで、卵管の通りがよくなる。このため、検査後の妊娠確率が上がるということだ。
この効果が続くのが、約半年と言われている。
また、不妊治療の第一ステップ「タイミング法」は、開始してから半年妊娠しない場合、それ以降の妊娠確率が極めて低いということが実証されているため、次のステップ「人工授精」に進んでいく。
つまり、タイミング法を始める際に、卵管造影検査を行うことが、極めて効率的ということだ。
これが最終的な決め手となり、私はこの検査を受けることを決断した。
(2)採血(AMH)
初診に行った保険適用内の採血では、基本的なホルモンの値などに異常がないかを確認した。
保険適用外の採血では、AMHといって、残存する卵子の数を測定し、卵巣年齢が何歳くらいか推定する検査を行う。
この値は、高ければ妊娠確率が高いというわけではないが、値が低い≒残存する卵子の数が少ない場合、不妊治療を急いだほうがいいという目安になる。例えば、年齢が20代であっても、残存卵子数が40代並みであった場合は、チャンスが限られているため、早急に次のステップへ進んだほうがいい、ということが分かる。
(3)検査当日〜これが検査のリアル〜
前回の記事に続き、長々と書いているが、ここまでが初診の内容だ。
初診からわずか4日後に、卵管造影検査を行うことが決定した。
非常にスピーディーではないだろうか?
どうして4日後かというと、
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