私が仕事と育児と家事と勉強と趣味を両立している方法
私は、娘が生後8か月のときから、
娘を保育園に預けて、
午後だけの時短仕事をしている。
仕事に再開したのは、
娘が5か月のときで、
保育園に預ける前までは
テレワークにて勤務していた。
ここで、そんなに幼い子どもを預けて
働くのか…?というご意見もあるかもしれないが、
それに関する議論は省くこととする。
人にはそれぞれ事情があるものだし、
それをいちいち他人に言ったりはしない。
さて、私は育児や仕事だけでなく、
簿記2級合格を目指し勉強する傍ら、
産前からの趣味である筋トレや音楽にも取り組み、
このようにnote更新もしている。
…と聞くと、どのようにこれらを両立しているのか?
という疑問がわいてくるだろう(こない?)
結論から言うと、両立できているわけではない。
私の仕事は、時短であるだけでなく、
自分の能力からすると、簡単な仕事だ。
なぜなら、夫の転勤帯同のため、
結婚と同時に正社員の座は退き、
以降は派遣社員をしているから。
子なし時代は、ちっぽけなプライドが傷つき、
もっと難易度も給料も高い仕事に、
いつかは返り咲きたいと思っていた。
でも、子どもがいる今では、
簡単な仕事にシフトチェンジしていて、
心から良かったと思える。
私の現在の通勤時間は、
田舎と言うこともあり、車で15分。
だから、保育園の送迎を負担に感じることはない。
また、仕事内容が簡単なので、
ストレスがたまることもなく、
子どもに穏やかな気持ちで向き合える。
でも、これが正社員だったらどうだろう?
時短であっても、ストレスはそこそこたまるし、
都心の会社であれば、通勤時間も食うので、
保育園送迎にカリカリしていただろう。
また、仕事のストレスから、
子どもにいら立っていたかもしれない。
つまり、私が仕事と育児を両立してるっぽく見えるのは、
私がすごいのではなく、仕事が簡単だからで、
両立できているとは言えない。
また、育児に関しても、
保育園があるからこそ、
ここまでやってこれた。
これが専業主婦だったとしたら、
今頃は育児ノイローゼになっていたと思う。
育児をきちんとこなしてるっぽく見える裏では、
保育園という超強力な味方が存在しており、
決して私がすごいからではないのだ。
また、家庭での育児も人にガンガン頼っており、
誰かと言うと、それは夫だ。
具体的には、夫は母乳以外の
すべての育児を担当でき、ワンオペも可能。
たまに、夫に子どもを任せて、
映画や食事会に行ったりして、
母親である私がリフレッシュできていることも、
育児に好影響をもたらしていると思う。
(ちなみに、実家・義実家は飛行機の距離。
転勤族のため、友人もゼロで、夫以外に頼れる人はいない)
家事については、妊娠前から、
ロボット掃除機・ドラム式洗濯機・食洗機など
便利家電を導入済み。
育児において、特にドラム式洗濯機の有無は、
家事の負担感に、大きく影響するだろう。
続いて、資格試験の勉強については、
継続はしているものの、
亀よりはノロいスピードで、このペースだと、
合格までに10年くらいかかりそう…
どこかのタイミングで、自由時間全てを、
勉強時間に充てないと、合格は厳しいかもしれない。
最後に、趣味について。
産後から本格的に始めた音楽(ピアノ,DTM)が、
楽しくて仕方ないんだけれど、
莫大な(時間的)リソースを必要とする。
理由は、将来的に、ボカロP的なことをやってみたいので、
ピアノの演奏練習と並行して、
音楽理論の勉強や耳コピもしているためだ。
これに、自由時間のほぼすべてを注いでいる。
具体的には、子どもを20時までに寝かせ、
自身のお風呂や後片付けが終わった21時頃~
就寝する24時頃の時間を割り当てている。
本当は、将来に直結する資格試験の勉強や、
育児・料理の勉強に重きを置くべきかもしれない。
「趣味」と言えば、聞こえがいいけど、
「逃げ」と言えば、だいぶ印象が異なる。
このあたりのバランシングは、今後の課題だ。
このように、私はやりたいことすべてを
両立したい気持ちはあれど、
両立できているわけでは決してない。
ただ、(一見)両立してるっぽい状態を目指すには、
①保育園、夫、家電など使えるものはすべて使う
②仕事は軽めを推奨
(正直、仕事が重いと、仕事と育児はできても、
家事のクオリティは著しく低下するし、
勉強や趣味をするなんて、到底無理だと思う)
以上2点は必須事項だ。
時代はジェンダーとか盛んに言ってはいるけど、
産後の世界線では、男女平等(に働く)とか、
育児と仕事の(完全な)両立なんて絵空事だ。
一つだけ、嬉しい誤算としては、
育児は結構楽しいし満たされるので、
仕事を必死にしようという気持ちが、
いい意味で、消失すること。
とはいえ、教育にお金がかかり始めると、
そうも言ってはいられないと思うので、
「逃げ」はほどほどに、
資格試験の勉強を頑張る所存だ。
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