トルコの地震で思い出した事(泣)
今日トルコで大地震が起きた
ニュースを見ながら、まるで神戸のようだなと思い出したのは
お客さんから聞いたこんな話
「私は神戸の出身ですが、地震の時は高校のスキー合宿で長野に行っていたのです
家族が心配だったんですが、どうすることもできず、2日後に帰って見たら
両親は無事でしたが、妹が倒れた家で家具に挟まれて亡くなっていたのです
多くの人が瓦礫の下敷きになり生きたまま焼かれて涙が止まりませんでした
それに新しい高架橋は落ちていましたが、戦時中に作られた高架は無事だったのです
昔のは空襲に耐えるように造られていたのですが
高度成長期に造られたのは手抜きが多くて壊れていました
それで私は、丈夫な建物や道路の設計をしようと国立大学に進学しました
3年生の時、地震被害の多いイランの実地調査に助教授と一緒に行ったのですが
私はビザの関係で助教授一行から一週間遅れて帰ったのです
すると教室の机に「もう来なくていい」と張り紙がしてあったのです
レポートを出すのが遅れたのが逆鱗に触れたようでした
それで私は退学して、今はトラックの運転手をしています」
とのことでしたが
こんなことで初志が貫徹出来ないこともあるとは
私も無念です
写真は今日写した地震雲?
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