加藤清正の治水と新田開発❤
大綱引きの研究から縄文のヘビ信仰へ
そして弥生以後の水稲耕作へ移り
水を分け合い管理する水利共同体が生まれ
ヘビは水利共同体の水の循環を守る神となった
と考えてますが
水利共同体が生まれたのには、武士階級も関わっているはずだと
今日入手したのは「戦国武将の土木工事」という本
戦国武将は領地のインフラ整備や戦争に、築城、道造りや環濠造り等
が必須で大変な土木工事を必要とした
戦争が終わった後は、領国経営の基盤造りのため、治水と利水に注力し
水路を整備して石高を増やしたという😍
中でも優秀だと思ったのは、熊本の加藤清正の新田開発で
阿蘇山の火山灰が積もった熊本平野を、堤防を造り支流を掘削して
川の流れを穏やかにし、火山灰が詰まってしまう井手では、乱水流を起こし灰を排出させる鼻ぐり井手を造ったという😍
上流と下流の村で水利に関する聞き取り調査をし、近隣から工事に駆り出された地元民には賃金を払い、男女平等に米を配給したという😍
また35を越える堰を造って流れを変え、三角州の干拓にも成功
石高を54万石から70万石を超えるまでにしたというからビックリ
加藤清正は朝鮮征伐の虎退治で知られ、勇猛な武将とのイメージがありますが
本当は綿密な計算が出来る有能な行政官だったらしいです😍
昨日の記事との落差が極端ですが、ぜひ一読を😍
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