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三朝温泉・南苑寺の紅葉は見頃です❤

三朝温泉にある南苑寺は、紅葉の名所として知られ
この時季は多くの人を集めていましたが
残念ながら今は廃寺になってしまいました😥

それでもモミジの巨樹は健在で今年も見事な紅葉を見せています

これらのモミジは京都から移植されたもので見事な枝振りになっています😍

南苑寺は京都の相国寺の管長であった橋本独山和尚が
三朝温泉で湯治をされ神経痛が治った事に感謝して
昭和2年に建てられた寺で

建立の費用は和尚自身が書や絵を書いて工面されました😍

黄緑、黄、紅のグラデーションが見事です


私の祖父が和尚の髪を剃り、碁の相手もしたそうですが

祖父も京都で修業したので、話が合ったのでしょう😍

「管長の前で胡座をかくのは儂くらいのものだ」と自慢してました😅

国の登録有形文化財に指定されていましたが
先年裏山が崩れ、寺の一部が壊れたため廃寺となり
山門だけが残っています😥

空っぽの寺の山門にセミの抜け殻です

下の写真はかつての本堂にあった鬼瓦で
前から見ると呑気に上を向いた顔が

横から見ると憤怒の表情で下を睨んでいるという不思議な鬼瓦😮

職人さんが「八方睨みの鬼瓦」を頼まれたとか

これは独山和尚が旅館の温泉で神経痛が治った事により
八方を睨んで旅館と寺と温泉を守っていると伝わっています

この鬼瓦が見る角度で表情が変わるという事に気付いたのは
私でしたが
それが新聞やテレビで報道されると、作者の孫が名乗り出て
作ったのは大畑九一さんという瓦職人と分かりました😍
この昭和初期のトリックアートがこれから何処へ行くのか
保存が急がれます😮

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