私が何故、蛇信仰に興味を持ったかと言うと
それは三朝温泉に伝わる国の重要無形民俗文化財、大綱引「じんしょ」の
起源について考えているうちに
ジャケットの沖縄の大綱引や全国の大綱引に通底する世界観は
なんだろうと考えるようになったから😅
下は秋田県大仙市で行われる大綱引で
そして下は韓国で行われる大綱引、コサウムノリ(綱合戦)
そして下は京都府宮津で行われる蛇綱の行事
下は横浜のわら蛇、神社に奉納されていますが
神社のしめ縄の起源を思わせます😅
そして下は松江の志多備神社のスダジイの大木で発見した大蛇😨
そして下はギリシャ神話の医学の神アスクレピオスが持つ杖で
洋の東西を問わず、蛇は脱皮を繰り返して成長することから
死と再生のシンボルとなり
頭部が男性器に相似なので生命の種を持つと仮定されたようです😅
さて天皇陛下は現在
世界の水環境や水の分配を研究され
「アジア・太平洋水サミット」での講演では
源流の山の崇拝や
水の神である蛇信仰や竜神信仰の研究
更には、頭が人間で、体がとぐろを巻いた蛇の
宇賀神信仰まで言及されていますが
韓国南部から沖縄諸島、そして本州各地に
北は秋田県まで広範囲に分布する
男綱と女綱を結合する大綱引きを研究されると
日本人の精神の源流が、より理解が出来ると思われますが
いかがでしょう😍
主な参考文献
蛇・日本の蛇信仰 吉野裕子
蛇と十字架・東西の風土と宗教 安田喜憲
縄文の神秘 梅原猛
縄文文明の発見・驚異の三内丸山遺跡 梅原猛 安田喜憲