★今日の一曲★

プロコフィエフ・ピアノソナタ6番作品作品82 4楽章
大学2年の後期の試験曲だったんだけどこれを機に人前でピアノ弾く姿勢がガラッと変わった曲です。
自分は人前で弾くのがすごい苦手意識があって、手とかいつも冷たくて動かないしいやだったんだ。

 朝一から試験だったんだけどピアノ科の男はとにかくいつも1番目のグループにさせられて、この日も朝練習する時間もないまま試験の部屋へ。
1グループ3人で全員終わったら次の3人入れ替わってっていうシステム。
自分は1グループの2番目で1人目が弾くのをめっちゃ緊張しながら1人目の演奏ききながら周りをみてみたら・・・
試験監督6、7人いたかなぁ。そのうちの半分以上が寝てた(笑)
まぁうちはマンモス大学だったし全員の聴くとなると午後までかかるから試験委員はその日だけでなん十曲と聴かなきゃいけないし朝一だったし・・・
っておもったら緊張してることが馬鹿らしく思えてきたんだよね。
いい加減に弾いてやるとかそういうんじゃなくて良い意味で力が抜けて適度に集中してって、その演奏は練習の中で1番よく弾けたと思う。
それから人前で弾くときは全く緊張しなくなってちょうど良い具合で弾けるようになったという結構運命変えてくれた思い出の曲でした。
上手い人探したんだけど自分好みの人がいなくて音の処理が1番上手かったキーシンです。


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