公務員転職日記【1日目:焦燥】
公務員として働き出して何年が経っただろう。
振り返ってみると、自分が思い描いていた公務員生活とは良くも悪くも大きく異なっており、予想以上に大変ではあったものの、思っていた以上にやりがいを感じて働くことができていた。
幸いにも同僚に恵まれ、頼れる上司、信頼できる先輩、馬鹿騒ぎできる同期など、人間関係には困っていなかった。
むしろ休日含め、とても楽しんでいたように思う。
ただ、将来のことを考えたとき、このままでいいのか、
自分はこの先10年、20年、この仕事を続けていくのか、
そのイメージが湧かなかった私は、
将来のことを考えると焦燥感に駆られた
そもそも私はなぜ公務員になったのだろう
一番の目的は人の役に立ちたいから
そして二つ目の目的には、幅広い知識、経験を積みたかったから
一番の目的は達成できていたが、二つ目の目的はどうだろう
毎年自己申告制度を使って異動希望を出しているものの、一度も異動はできていない
周りの同期は続々と異動していく
いったい私はいつ異動できるのだろう、、、
年々この焦燥感は大きくなってきた
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