【week3】運動ゼロからのトライアスロン ◎走り出す前に編
今からトライアスロンをめざす方へ
あなたが「トライアスロンできるんじゃね?」と思った時に参考になる記事を。まずはどんな条件がそろえば、トライアスロンのオリンピック・ディスタンスを完走できるのか? 今回は◎走り出す前に編。
チームに属さず一人で挑戦したい。田舎なのでチームどころか自転車店も限られている。何から手をつけていいのかわからない。今回は最初に手をつけやすい走ること、その注意点について書こうかと。
自己紹介
42歳でトライアスロンを始め10年以上たちますアラ@ふぐのすけです。トライアスロンは完走25回以上(1回リタイア)で2024年憧れのロング完走できました。チームに所属せず遅いままひとりでやってます。
note記事はトライアスロン&マラソンを中心に90週間連続投稿。フォロワーさんは自分よりハイレベルな少数精鋭ですw。マイナーなnote×トライアスロンを発信中。前回はweek2◎大会を選ぼう編の記事⇩。
まず走る前にちょっと待って!
当然走らないより走るほうがいいです。ただこれだけは!というポイントをいくつか。今まで全く運動をしてない状態で、いきなり走ったら色んなことが体に起きますし、それを続けられるか?が問題となります。
まず思いつくまま走り出すのもよいですが、自分が40歳で初めてフルマラソンに向けて(いきなりフルにエントリーするという今思えば無謀)、色んなトラブルがあったのでそれを避けていただければ。
シューズと靴下
シューズはランニング用がおすすめですが、今買う予定がない場合は使えそうな靴でいいです。ただ靴下はスポーツ用の滑り止めがついたものを使用しましょう。シューズの中で靴下がすべるとマメができます。
シューズはもともと細身の靴を使用している方はいいのですが、自分みたいに足幅が広く甲が高い方はアシックスの幅広を選ぶなど注意が必要です。速く走る必要は全くないので高級な厚底シューズはいらんでしょう。
ウェアや装備
20分走るか60分走るかの差より、走らないか走るかの差が大きいです。ウェアや装備にこだわると走るハードルが上がるので、何でもいいことにしましょう。帰ってきた時の、シャワーの準備と着替えは用意しましょう。
このへん、男性より女性のほうが「この服がないと気分があがらん」とかいうウンチクが少ないので走るハードルは低めのようです。走っている女性ランナーやトライアスリートが強い理由はそこへんにありそう。
1回に20分以上走る
20分以上と言っても20分で終了してOKです。全力で走ると20分もたないのでゆっくり走りましょう。最初の20分は糖質すなわち食べた物がエネルギーになりますが、それをこえると体の脂肪がエネルギーになるとか。
なので20分をこえてからが体の脂肪をしぼれるボーナスタイムですし、長時間体を動かす原動力となります。全力で走るつもりなら20分のウォーミングアップをしましょう。先に心拍数を上げることで楽に走れます。
週に2〜3回走る
結構まじめなひとは毎日走るべきと思ってしまいますが、体に負荷1日⇨回復2日⇨負荷1日⇨回復2日・・の繰り返しがいいようです。特に走り始めは体や内臓に負担がかかり、筋肉痛だったり眠くなったりします。
できるなら走り方を変えてみるといいです。速く走る、長くゆっくり走る、同じ速度で走る。他の種目も始めたら、走る日⇨自転車の日⇨水泳の日と隙間に入れていく感じになります。工夫すれば1日2種目も可能です。
膝が痛くなる場合
基本関節痛=筋肉痛のことが多いかも。筋肉が鍛えられると痛くなくなることが多いです。他の原因は足が体の前に着地している、いわゆるフォームの問題。足を体の真下に着地する意識が大切です。接地時間は短く。
痛みがきたら休んで、フォームを考えて走る&試すのがいいです。上半身リラックスや股関節柔らかくするためにストレッチも必要。ストレッチについては神野大地さんの著書が参考になりますので一読をおすすめします。
他の注意点
欲を言えばでありますが、夜間や視界が悪い日は自分の存在を示す反射板やライトを携帯しましょう。走るコースはトイレがあるといいです。特に朝走る場合は不意に必要になることも。水分を買える小銭かカードもね。
GPSで距離を測れるウォッチやスマホも便利ですが、20分がわかる時計で十分です。スマホやログを忘れても走る方が大切なので、そのまま走りましょう。まずは外に出て一歩を始めることが一番重要です。
走ることを習慣化する工夫
走ることはON、仕事もON、自宅はOFFということは仕事終わって自宅から走り始めるハードルはかなり高い。自分は出勤時に車に走る準備物を入れて、帰りに中にウェアを着て帰りつく前に公園で走ってます。
朝イチは、前日ウェアを準備してSNSもせずに早寝します。運よく起きれたら考える前に着替えてシューズをはいて外に出ましょう。歩くか、となれば勝ちです。それでも走る気にならないなら戻って二度寝しましょうw。
走ることが習慣化できると
大会に向けて、というより人生の最大のテーマと言っていいでしょう。これが難しいのですが、これができれば何でもできます。大会だけでなく、走って通勤、旅行先で走って観光、帰りの電車止まっても帰宅できます。
やせます!健康になります!好きな物食べられます!食べても太らなくなります!(たぶん) 自分は走り始めて20代のピークより15kg減りました。習慣化するのは大変ですがメリットは大きいです。
さぁ走り出しましょう!
(次回予告)◎ウェットスーツ編
次はweek4 ◎ウェットスーツ編として泳ぐ際の装備をお伝えしたいと思います。今後この記事ではトライアスロン先輩方からの意見を募集しています。初心者の頃知りたかった!ことなどコメントください。