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【week14】運動ゼロからのトライアスロン ◎パンク修理入門編
今からトライアスロンをめざす方へ
あなたが「トライアスロンできるんじゃね?」と思った時に参考になる記事を。まずはどんな条件がそろえば、トライアスロンのオリンピック・ディスタンスを完走できるのか? 今回は◎パンク修理入門編。
チームに属さず一人で挑戦したい。田舎なのでチームどころか自転車店も限られている。何から手をつけていいのかわからない。今回はレース中に絶対したくないけど知ってはおきたいパンク修理についてです。
前回 week13勝手にQ&A編①
50代市民トライアスリートがお送りしております。トライアスロンは遅くても完走したら皆勝者! 自分も速くないけど完走を重ねて10年以上。noteも週イチ更新100以上。皆さんどの年代もコツコツ行きましょう!
①まずはこちらの動画を(14分)
簡単です!とは言いますが、自転車の達人なので「簡単そうに見えて難しいポイント」がいくつかあります。このあと解説していきます。自分も動画を見て学んだつもりでしたが、実際となるとアタフタ(汗)。
②そもそも車輪外せる?
自分所有の自転車はリムブレーキといって、車軸付近にブレーキがないタイプですので最近の機種とは異なります。購入時に車輪の外し方(と戻し方)は教えてもらいましょう。前と後ろで車軸の長さも違います。
前輪は車軸のレバーをクルクル回さないと取り外せませんが、後輪はゆるめるだけで取り外せます。戻す際は前輪は難しくありませんが、後輪はギアをあわせて取りつけるので面倒です。そこへんはまた別の回で。
③動画でのポイント
一番大切なのは、動画2:00「タイヤのモミモミを忘れるなぁ!」という点です。自分は慣れない頃、パンクで焦って車輪外して刺さってるのを確認して、タイヤレバーで・・タイヤがくっついて外れない!となり。
この動画で見たはずのモミモミをすっかり忘れていたので、タイヤが車輪から外れなくて時間だけが経過して。レース中ではなく、ぼっちサイクリングだったのが幸いでしたが。修理済んでもう帰りましたw。
④パンク修理 解説その1
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まずはモミモミですね。寒い場所より暖かい部屋のほうがタイヤがゆるむので冬なら室内がいいでしょう。車輪のつけ外しは手が真っ黒になるので、自分は使い捨てゴム手袋をします。空気いれる付近から外すつもりで。
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外したい付近のタイヤが張っていると外しにくいので、モミモミと同時に車輪の向こう側から左右のタイヤを寄せてくるように。タイヤをはめる時もこの要領で向こう側から寄せてくると、はめやすくなります。
⑤パンク修理 解説その2
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車輪のタイヤ面から タイヤを浮かせます
タイヤをつまんで横に引き、引っぱったタイヤと車輪の間にタイヤレバーを入れるスペースを作ります。タイヤレバーはスポークと呼ばれる針金みたいなところに引っかけるのでスポーク延長上に入れるといいでしょう。
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自分はタイヤレバーはパナレーサーの3本セット商品を使っています。1本目がうまく入ったらタイヤレバーをスポークにかけて固定します。ここまでは初心者でもまぁまぁたどり着けます、たぶん。
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⑥パンク修理 解説その3
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次の1本目⇨2本目がなかなか難しいです。タイヤレバーが1本入っているのでタイヤがのばされてます。ここはタイヤレバーが既に入っている隙間と車輪の間に2本目を何とか押し込んで、スライドさせていきます。
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自分はこの2本目が入らないことが多いです。左手でうまくタイヤを引っぱって右手でレバーをうまく滑りこませて・・て、簡単ではないです。同時にこれ時間も長くなり、姿勢によっては腰を痛めるので用心してください。
⑦パンク修理 解説その4
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3本目は2本目と要領同じなのでイケると思います。注意点は3本目入った瞬間、2本目が下に落ちますので、屋外でしたら側溝などに落とさないようにしましょう。同時にようやく車輪からタイヤが外れます。
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タイヤが外れました やったー!
⑧パンク修理 解説その5
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車輪とタイヤが外れた場所を起点として、タイヤレバーを間に滑りこませタイヤの片側1周を車輪から外します。ここでも最初のモミモミがないと、うまく外れずにアタフタします。ちなみに両側外す必要はありません。
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中のチューブは 取り外し可能
中のチューブはのびるので、引っぱると空気入れ部分も抜けます。今回はパンク修理のタイトルですが、正確には中のチューブ交換ですので穴を塞ぐ修理については省きます。このあと新しいチューブに交換します。
⑨パンク修理 解説その6
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新たに交換するチューブは、余裕があれば少し空気を入れておくと作業しやすいです。一応、交換する前にタイヤの内面に釘や針が残ってないか、目で確認したり手で触ってみましょう。刺さったまま交換すると悲劇です。
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チューブを押し込んでいきます
⑩パンク修理 解説その7
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空気入れる部分の反対側から、タイヤの中にチューブを入れた状態で車輪にタイヤをはめ込んでいきます。左右同時にできればいいですが、慣れていないとなかなか難しいです。最終的に解説その4の状態になります。
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⑪パンク修理 解説その8
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よくパンク修理動画やブログでは「あとは元に戻すだけです では!」とここで終了なのですが、初心者にはまだまだ困難が待ち受けています。タイヤレバーを今度は裏返しにして車輪に引っかけて・・以下画像参照。
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2本目ちょっと戻ってきたわ
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一応タイヤが車輪に戻りました
⑫パンク修理 解説その9
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空気入れ部分はちょっと押し込むとチューブがタイヤ内におさまるので、ここのネジは最後に戻すといいでしょう。長い作業を終えてさあ空気を入れよう!と思うところですが、まだすることがありますw。
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手で押し開けて確認します
車輪とタイヤの間にチューブが挟まったまま空気を入れると再びパンクしますので、焦っていても空気入れ部分から1周隙間にチューブが見えてないか確認します。見えていたら?えーやり直しです。残念!
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⑬パンク修理 解説その10
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ここでようやく空気入れ部分のネジを戻します。空気を入れるとネジがゆるんでくるので、空気入れ終わってしめなおしましょう。空気入れた後は、空気が漏れないように内部のネジはしっかり閉めましょう。
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ここも時間がかかる
⑭初心者のパンク⇨リタイアもアリ?
初心者の場合、この後に車輪を自転車に取りつける作業もあることを考えるとリタイアもアリかなと思います。そもそもパンク頻度は高くないです。ただ初心者目線でどういう作業か知っておくと違うかなと思います。
ちなみに上級者は、めちゃ早く作業するので10分かかるんですかね? 空気入れもCO2ボンベなら短時間で入りますし。レース中の10分ならチューブ交換して再スタートして完走できると思います。
(次回予告)◎スケジューリング
次はweek15 ◎スケジューリング。今後、この記事ではトライアスロンに興味がある方の疑問について意見を募集します。お答えは次回に限らず、今後の記事の中に載せていく予定です。答えられないもありそう(汗)