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えすろくろくまる

風呂
まずシティー
大嫌い!鳴く!暴れる
年に一回

サリー
1人で入っている時は見た事がないからわからない。性格なのか、女性だが、長湯では無かった。


隅々まで洗う。
特にこだわりは耳の中まで洗う事だった。耳は、毎日洗っているとわかるけどかなりアブラが多いところだった。

私とサリー
サリーは手入れをしなくてもいいくらい、小さい塊の陰毛を持っていた。
洗うところは見せなかったが、一緒に湯船には入りたがった。私もサリーも若かったから、狭いユニットバスに使っていても楽しかった。サリーはお風呂のお湯とは明らかに違う粘性を出していたし、私はお湯の中だからか、酷く充血していた。
ただ2人交わるには本当に狭すぎて無理だった。

サリーの背中を時々流した。
こんな小さくて、頼りない背中で、何食わぬ顔で街を歩いているのかと思うと、切なくなった。守るべきだと思った。

飛んで2024。
行き詰まってる。
文章に。生活に。仕事に。趣味に。
ただ呼吸をするように、なんとか、iPhoneをスワイプしている。
BOSEのミニスピーカーであいみょんの猫にジェラシーを聴いている。

明日は、1970年代にもどって、サリーとシティーと会えるだろうか。あのちゃんと秋が涼しかった1970年代に

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