自分の強みを生かせる場所は、自分が思ってる場所とは違うかもしれない
2003年の夏。
地元の教員採用試験を受けた。
本当は中学校の先生希望。
だけど、倍率に釣られて小学校教諭の試験を受けた。
一次試験は通過したけど、
二次試験で不合格。
忘れもしない大学4年の9月上旬。
一般企業の内定ゼロ。
自分は卒業後、どうすれば良いのか。不安しかない。
とりあえず、大学に来てた英語科の求人を片っ端から受ける。
とりあえず3校に履歴書を送った。
どこも書類審査は通過した。
1校目。男子校。
今までのどんな面接よりも、相性の良さを感じた。
二次試験の模擬授業へ進めた。
大学の授業の関係で配慮もしてくれた。
だから、ベストを尽くせた。
2,3校目は、なんだかわからないけど、違和感があった。
同時に一般企業の秋採用にもチャレンジした。
先輩のツテで営業のプレゼンもした。
気づいたら20年目。最初は年契約講師だったけど、
4年目で正社員に。そして今に至る。
おかげさまで、どんなものごとよりも続いてます。
自分を受け止めてくれる先輩がたくさんいる。
自分のことを頼ってくれる後輩がいる。
教え子がいま、何人も同僚として戻っている。
また、教え子達はそれぞれの持ち場で頑張ってることも聞く。
立派なパパも多い。
やりたいこと、やりたいようにやらせてもらってる。
しくじったときも、厳しい言葉もあるけどフォローしてくれる。
あのとき、不安に駆られて動けなかったら、
今頃どうなってるだろうか。
教え子にも会えていない。
素敵な人達に会えてない。
他校の正社員のチャンスも正直あった。
でも、純粋培養でここまできてる。
だから、不安な時こそ「動け」というのは
呪いでもあるが、自分のモットーでもある。