ビビった時の対処法
まず前提として、ビビるのは駄目なことではありません。
生き残るために必要な能力です。
でもビビる必要が無いのにビビってしまうのは勿体ないです。
ビビった時は本当にビビるべきなのかを以下の流れで考えるのがお勧めです。
3挙動
メリット・デメリットの認識、評価
メリット・デメリットの管理方法を検討
メリット・デメリットの大小を再評価して比較
物事にはメリット、デメリットの両方があります。
メリット>デメリットであればやった方がいいし、メリット<デメリットであればやらない方がいい(ことが多いです。)
ビビっている状態はメリット<デメリットだと直感的に思っている状態です。自分がビビってるな〜って思ったら本当にビビるべきなのかを確かめてみましょう。
以下で詳しく説明します。
なおこの提案はリスクマネジメント手法をメリット側にも適応しようと考えたものです。
1. メリット・デメリットの認識、測定
認識
まずどんなメリット、デメリットがあるのかを列挙する必要があります。
ここまでは出来ている人が多いです。
評価
次にメリット・デメリットの評価を行います。
列挙した事項それぞれの期待値を発生確率×強度で計算します。
強度の単位は状況次第です。
金銭かもしれないし、〇〇からの信頼度かもしれないし、〇〇さんからの好意かもしれません。
2. メリット・デメリットの管理方法を検討
1.でメリット・デメリットの期待値を評価しました。
ですがメリット・デメリットの発生確率、強度はその管理方法によって大きさが異なります。管理方法によってはメリットが増大したり、デメリットが削減されたりします。
どんな管理方法があり、それぞれの管理方法の実行にはどれだけ効果があり、どれだけコストが掛かるのか?を検討する必要があります。
3. メリット・デメリットの大小を再評価して比較
2.管理方法の検討により、メリット・デメリットの期待値は変化したでしょう。その変化を考慮した上でメリット・デメリットの合計数値を比較して
メリット > デメリットなら実行しましょう。
メリット < デメリットならやめておきましょう。
補足
このnoteで紹介した方法はあくまで意思決定方法の一つに過ぎません。
例えば「宝くじを買うかどうか」という問題を強度の単位をyenにして検討すると「買わない」が結論になってしまいますが、それではつまらないです。
宝くじの1等の期待値は◯億円×当選確率で計算すると思いますが、そもそも◯億円を選択肢に入れることが出来るのは宝くじくらいです。その希少性にプレミアムがつくような軸を導入してもいいかもしれません。
期待値ではないですが、「ワクワク度」で評価してもいいかもしれません。例えば2泊3日の旅行は予算3万円で35h(10h+15h+10h)ワクワク出来るとしましょう。30分のワクワクあたり428円かかります。300円の宝くじを1枚買って、当選したときのことを想像して30分ワクワク出来るなら、旅行くらいには妥当な買い物かもしれません。数値化ってそんな上手くできんわ〜みたいなみたいな風に思うでしょう。それはそうです。後で数値をいじればいいので、とりあえず適当にやってみましょう!主観的でもいいじゃないっすか
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