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#89 4.14

こんにちは!4月14日生まれのバーラです!😊

おかげさまで22歳になりました!(もう立派な大人…💦)

お祝いのメッセージくださった方々ありがとうございました


根っからのガンバサポなので、誕生日であろうとホームゲームがあればパナスタに行くのみ!
ということで、ガンバ大阪vsサガン鳥栖の試合を現地観戦してきました。
(個人的に初めてのカテゴリー2最前列!迫力がすごかったです!)

運命的なもので、このカードは2021年の4月14日にも実現していました。
誕生日だったのでバッチリ覚えています!笑
その時は宇佐美選手のゴールでガンバが1-0の勝利。
コロナ禍による中断もあり得点力不足に苦しんだガンバが、ようやくリーグ戦で初ゴールをあげたという試合でした。

そこからちょうど3年。順位も戦術も違いますが、死に物狂いで勝ちだけを求める両者が再び激突します。



意地が見えた前半

1週間ぶりの試合となる鳥栖に対し、ガンバは水曜のアウェイマリノス戦から中3日。多くのケガ人を抱えながら、過密日程が続いている状況です。
この日は右ウェルトン、中央坂本、左倉田という2列目の構成。ベンチには岸本選手が予定より早く帰ってきました。

ガンバは前節同様、効果的なボール保持から試合を支配することに成功します。特に、トップ下の坂本選手がうまくライン間でボールを受け、レイオフやターンで前向きを作るシーンがよく見られました。また、右サイドではSBの福岡選手が幅をとり、ウェルトン選手が中に入ってCFW化していたのも特徴でした。(これはあまりうまくいきませんでしたが…)
左サイドでも同様に、倉田選手(中)と黒川選手(外)のコンビネーションでチャンスを作りましたが、ゴールには至りませんでした。それでも4番と10番の左サイドは、藤春選手を思い出してうるっときてしまいます。

しかし、得点を決められないと相手に流れを与えてしまうのはフットボールの真理。この現象に何度も泣かされてきた今シーズンのガンバですが、この日も一瞬のスキをつかれて失点してしまいます。ヘディングがあまり得意でない福岡選手のところをクロスで狙われるという、札幌戦のときと同じような失点の仕方でした。

ここまでは近年よく見たガンバの負けパターンでしたが、この日のガンバは違いました。失点した時点で前半は残りわずかでしたが、気を緩めずに勢いをもって鳥栖ゴールに迫り続けます。すると前半アディショナルタイム、セットプレーからの混戦の中、坂本選手が触れたボールは相手の足元をかすめてゴール方向へ。これがぎりぎりゴールラインを超えていたという判定で、前半終了間際にガンバが同点に追いつきました

VARのチェックが入ったこともあり、なにやらよくわからない空気感の中、ハーフタイムに突入します。

押せ押せの後半

後半開始のホイッスルと同時に、ガンバゴール裏からは「もっといったれ」チャントが炸裂。これに象徴されるように、後半はガンバの猛攻が繰り広げらることになります。
後半11分、坂本選手が相手複数人をターンで置き去りにし、その勢いのままウェルトン選手へ完璧なスルーパス。キーパーと1対1になったところウェルトン選手が後ろからタックルを受け、相手DFのDOGSO一発退場を誘発しました。ポヤトス監督はこれを見るや、ウェルトン選手を左に戻し、右サイドに唐山選手(WG)と岸本選手(SB)を投入しました。
連戦の疲労が出てくる後半に数的優位を得たガンバは、まさに水を得た魚のように、両サイドから幾度もチャンスを量産します。

しかしガンバの決定力不足はそう簡単に解消せず、何度もクロスやコーナーを得ながらなかなか追加点が取れません。坂本選手のシュートがネットを揺らしたシーンはありましたが、これはオフサイドで取り消しに。3試合連続VARでゴール取り消しという悲しい記録もできてしまいました。(笑)

後半アディショナルタイムには、カウンターからキーパーと1対1の場面を作られる大ピンチが。ここは一森選手のスーパーセーブで乗り切り、なんとか事なきを得ます。胸をなでおろしたものの、不穏な空気がパナスタに流れ始めます。

ラスト1プレーのドラマ

勝ち点3はもう無理かもしれないと僕が覚悟を決めかけた後半45+9分、最後の最後に最高のドラマが待っていました。
宇佐美選手のクロスをジェバリ選手が易しく胸で落とすと、ボックス内まで上がっていた三浦選手が右足…

ズドン。

これが何人ものDFの間を抜けネットを揺らし、ガンバがついに逆転します。
一瞬の沈黙のあと、パナスタは歓喜に爆発しました。

開幕説のフリーキックが全ての伏線だったとは、なんとできすぎたシナリオでしょう。青黒の「漢」はあきらめていなかったのです。

もちろんその後すぐに試合終了。ガンバ大阪が2-1の大逆転勝利を収めました!!!

僕は22歳になって早速泣きました。三浦選手のおかげで、最高の誕生日を迎えることができました!!😂


選手ごとのコメント

・一森選手
ほとんど出番がなかった後半において、あのビッグセーブを出すのは簡単ではないはず。圧倒的な集中力に脱帽です。

・福岡選手
特に前半、右の大外で攻撃を担いました。クロスを上げればいいボールがいっていただけに、もう少しクロスを上げてほしかった気もします。笑

・三浦選手
見ていて「ミドル打てるよー!」と思っていたシーンもあったのですが、最後のためだったのですね。最高の誕生日プレゼントありがとうございました。

・中谷選手
連戦すべてフル出場で、三浦選手とともにガンバの堅守を担ってくれました。本当にお疲れ様でした。オフの2日間でゆっくりお休みください。

・黒川選手
誕生日が4月13日(僕の1日前)ということで思い入れもあったのではないでしょうか。クロスの質が高いのが非常に頼もしいです。

・鈴木選手
右サイドのサポートで攻撃にアクセントを加えていました。チームとしてポケットを狙う動きが整理されてくるともっと良いですね。

・ダワン選手
試合終盤にはボックス内でターゲットになるなど、多岐にわたる仕事をこなしました。目標の10ゴールのために、セットプレーでのゴール期待してます!

・ウェルトン選手
CFとしてプレーした前半よりも、WGとなった後半のほうが良さが出ていたように思います。相手を退場に追い込むランニングは見事でした。

・坂本選手
人は1試合でここまで進化できるのかと驚きを禁じえません。ゴールに加え、ライン間でビルドアップの出口、MVP級の大活躍。今日のパフォーマンスが続けば、山田選手もポジションが危ういかもしれません。

・倉田選手
キックの精度は全盛期ほどではないものの、全力プレスバックや思い切りのよいドリブルはチームに勇気を与えてくれます。DOGSO時にウェルトンと抱き合うなど、いい雰囲気づくりも意識してくれていそうです。

・宇佐美選手
フル出場から中3日でまたフル出場。蹴ったプレースキックやクロスは数知れず。本当にすごいです。

・唐山選手
食野選手を抑えて右WGで途中出場。今季はWGで生きていくという覚悟を感じました。抗議して戻らなかった岸本選手にキレる度胸と気概も素敵です。

・岸本選手
途中から右SBを任される復帰戦となりました。クロスを上げる回数が多くなる試合展開において、さすがSB経験者と思わせるクロスを見せました。
(左足は…💦)

・ジェバリ選手
誰よりもゴールに飢えているであろう男が、ポヤトスの言葉通りエゴを捨てアシスト。弦太がうさみんとパフォーマンスしてすいませんでした!後からいっぱいお礼言ってるはず!

・ネタラヴィ選手
コーナーのとき黒川選手とともにいつも後ろからミドルを狙う立場。今日も惜しいシュートがあったので、近い将来実ることを祈っています。

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