恩田陸 著「spring スプリング」
本屋大賞候補作の「springスプリング」を読み終えました。
著者は恩田陸さん、「蜂蜜と遠雷」で直木賞と本屋大賞をW受賞された作家です。
「蜂蜜と遠雷」は、ピアノコンクールを舞台に、ピアノに対して全く背景が異なる出場者4人を中心に描かれていて、コンクールでの演奏の描写から音が流れてくると評論家たちから絶賛の作品でした。
そして今回はバレエが舞台で、舞踏家であり、振付師の萬春(よろず・はる)に対して踊る者、踊りを作る者、踊りに合う曲を作る者、踊りを見る者が、彼の人物像を語り