当店のインフュージョン(漬け酒)について
こんばんは。自由が丘にあるバー「BARヒタル」の伊藤です。
今回はまともに(?)バーらしいことを書いていきましょうかね。
本日は人もなかなか入らないもので…泣
当店のインフュージョン(漬け酒)についてです。
方針
インフュージョンは、
「既存の酒類にハーブや果実などを漬け込むことにより、その風味や香りを移すバーテンダーのテクニック」
らしいです。Googleさんによると。
漬け込み梅酒がわかりやすいでしょうか。実はインフュージョンって結構身近なんですよ。
私は全てハード系の洋酒で漬けてます。度数40度以上なので、ウイスキー、ブランデー、ラム、ジン、ウォッカ、テキーラ。
インフュージョンをやっているお店はたくさんありますが、私のところはベースのお酒はバリエーションが割とあると思います。
私はそのインフュージョンをもっと面白く、だけど近寄りがたくないようにしたいのです。
うちのメニューで一番頼まれるのは果実系ですね。今は日本みかんのウイスキーがトップです。
その次は意外とドライマンゴーのテキーラが出ます。意外と飲みやすいですよ。
そのほかはローズマリーやローズペタルなどのハーブ、種子系(黒胡麻)、スパイス系ですね。
変わったやつだと出汁の材料を漬けたりしてます。鰹節と干ししいたけとか。
まあそういうのもやっているバーはたくさんあるのですが、インフュージョンというと、凝ったカクテルが出てくることが多くて少し敷居が高い。
私のところはシンプルに、ソーダ、トニック、お湯割りなどが多いですね。
そのままの味をしっかり楽しめるように設計しております。
一部シェイクするようなカクテルもありますが、大体は単純なレシピでそんなに外見も派手ではないです。
唯一ちょっと凝って、クリスマス用のカクテルを作ってみました。それでもシンプルな方です。
という感じで、地味ですが、滋味深いことがコンセプトです。
なぜそうしたのか
それは、こういったインフュージョンを取り扱うバーの敷居をもっと低くしたかったからです。
バーというと、なんか重い扉があって、バーコートやシャツにネクタイ、ベストを着たバーテンダーさんがいて、割と静かで、なんかお酒知ってないと敷居が高い気がする…
そんなイメージをお持ちの方もおおいなではないでしょうか。
私のバーは、ベストもネクタイもシャツも着ませんし(レトロ系の古着です)、音楽もジャズではなく私の趣味の昭和歌謡やポップスやロック。
お客様のリクエストで、スピーカーでおジャ魔女カーニバル流したこともあります。
レコードなんかもあって、自由に聴けますね。
ロゴもポップですし、内装もキッチュなレトロチックで結構カラフルです。
こんな感じで、できるだけ緊張するバーの雰囲気を無くそうとしてます。
インフュージョンも全て1100円ポッキリ。メニューもあります。頼んだカクテルが何円か分からず不安になることもありません。(10%のTAXだけいただいております。)
わかりやすく、多分そんなに高くないはずです。
私の接客も基本的に敬語は使いますが、堅苦しくしないようにしてます。
このようにして、わかりやすく、なおかつ親しみやすいインフュージョンバーを目指しています。
ただ、2階のお店で、入り口がちょっとボロくて入りづらいかな〜というのが難点です。
ここをもう少し親しみやすくできたらなあ、なんて思ってます。いい案ないですかね?()
これからも親しみやすいインフュージョンバーを改善しながら目指していきますので、どうか見守っていてください。
------------------
それでは、当店の漬け酒のスタンスについてでした。
また近いうちに更新いたします。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
それでは、BARヒタルにてお待ちしております。
伊藤
------------------
BARヒタル
〒152-0035
東京都目黒区自由が丘1丁目3−17 2F
焦茶色のレトロな建物の2階です。
自由が丘駅徒歩4分。
つけ酒と音楽のバーです。
共に時間に浸りましょう。
・リンク集
https://lit.link/barhitaru