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オッサン、初めての一人海外旅行 〜台湾〜③


ゴロンゴロンゴロン!!

部屋に響く、すごい音!

ハッ!と
寝ていた私も、その大きな音に驚いて起きました。
何か大きなものが天井の上を、遠くへ転がっていくような様子でした。
(えっ、なになに怖すぎる!)
そこで私はとりあえず時計を見ましたが、まだ朝5時。

なんだったんだあれは、、、と思いつつ、音は規則的で、
不気味な感じではない機械音だったので仕方ないと諦めることに。
地下に泊まってたから、1階で何かの輸送かしら。
こんなこと書いてるとすごいところに泊まってそうですけど
結構綺麗なホテルだったんですよ!窓はないけど。

ていうかホテルの人に聞けばよかったんだ、
なんでそういう発想にならなかったのか、、、

まあいいか!
目が覚めちゃったので着替えたりシャワーしたりして
九份(キュウフン)という場所へ行くルートを調べ始めます。(え、今から?)

だいたいこの辺の場所

昨夜しんどかった体調も復活して元気元気!
オラ!まだ、たたけえるぞ!!
と、意気込みは十分です。


九份(キュウフン)について、よくいわれるのは千と千尋のモデルみたいな、
と紹介されることが多いところです。

Googleマップで見るとこんなところ

昔は金が掘れるところとして栄えてたけど
50年ほど前に金鉱も閉鎖
されちゃって
そこから廃れつつも景色が良かったり、お店が入ったりして
情緒溢れるところが人気らしい。

うーーーーーん
ただね、泊まってる台北からはうまく乗り継ぎできたとしても
1時間以上はほぼ必ずかかるってくらい結構遠いし、

私は日本でもバスってあんまり乗らない、難しいから

人気はあるらしいんですが、夜になって提灯が灯り出す時間まで
そこにいるってなると
そこから台北まで帰ってくる気力はないんよな〜
と考えつつ

そうそう、特に夜景も買い物も別にいらないから
とりあえず行ってその場所の雰囲気を味わえれば合格としよう!
と線引き
をしまして、それならいってみよう!と。

単純に足し算したら
往復すると2時間から3時間は絶対かかるんだから早い時間に行って
帰ってきて台北市内の散策をしよう。

ていうかまだ早朝ですので
とりあえず駅まで向かう途中で朝ごはんを食べます。

ホルモン麺。ホルモンは臭みもなく美味しい
相変わらず調味料は無造作においてあるスタイル

ふー、お腹いっぱい。
小サイズでも結構量があるんですよね。

それから電車に乗ります。
電車の乗り方はなんとなくわかってきました、
そんなに何個も線があるわけじゃないし
Googleマップの経路検索を見ながらだったら迷うことも少ないかなと。

景色だけ見てると異国感はあんまりない

よっし、乗り換える駅に到着

瑞芳、ズイホウじゃなくて、ルイファン?と読むのかな

さてと、ここからバスに乗り換えよう。
人気の場所のせいなのか案内板に日本語がのっている。

これくらい書いてあれば私だっていけますわな!ガハハ

バスの行き先をきちんと確認して乗り込む。
なんか旅慣れてきた感じしてきましたよね!?

雨がすごかったのか川は濁流でじゃんじゃん流れてる

さっきも書きましたが、私、日本国内であんまりバスって乗らないんですよ。
なんか難しいじゃないですか。
それが海外でバス乗り継いでるだなんて驚き。

山道をぐんぐん登って、さて着きました。
ついたとき思ったのは
(短い動画です)

いや、寒いし雨強いし、風も激強だし!なんだよこれ!!
ゴーゴーと風がうなりをあげて吹いてる!
景色はいいけど!

よしこうなったらさっさと街並みを拝見してズラかることにしよう!
これだこれだ

ここが入り口。左にセブンイレブンがあります。
どこにでも落書きはある。
おやぁ?どこかで見たことあるような?勘違いかな?おやおや?
朽ちた窓枠が良い感じでした。
雑草のごとくもりもり生えてて綺麗だな〜
ゼニゴケの仲間もしっかり撮影してきました

そしてこの辺が定番の写真スポットなのかな?

確かに提灯が灯ってたら綺麗なんだろうなあ

こんな感じで思いのほか、ぶらぶらといろんなところを歩いてまわりました。
雨も降ってるし寒かったんですけど楽しい。
まあぶっちゃけて言うと、レトロっていうか廃墟を楽しんでるような感じがする。
昔は栄えてたけど補修も修繕も出来てなくて、その様子をうまく表現したのが
「レトロ」なんだなあ。
うまい言い回しだわ。

あとこれだけ見てほしいです!
異国の地で、廃墟の中にある小さな洞窟、
そこでこちらを振り向きながら去っていく猫。
ドラマ性ありすぎじゃないですか?
猫の後をついていきたかったです。
(猫との短い動画)

よし、満足しました!
台北へ帰ります!

いやーどちらかというと帰りの方がしんどかった、、、

バスがいつ来るのかよくわからず
寒い中で15分くらい待機して何度も何度もバス停で見直してようやく乗れました。
Googleマップもなんか違う場所にバス停を示したりするし
やっぱりバスって難しいなあ。

結構遠方へ行けるような装備のバス、コンセントもついてる

そして電車を乗り継いで戻ってきました。

ギリギリ情報がわかるレベルの切符


電車はめちゃめちゃ中も綺麗でした!

ハァハァ、
なんかものすごく大移動したような感覚。

そこからは台北市内にある問屋街へ
「迪化街」っていう場所なんですけど、読み方はディーホアジェ?
何回聞いても覚えられないから字のニュアンスしか分かってません。

地図の縮尺具合も合わせてなくてすみません

いろいろまわります、雑貨屋さんとか、乾燥食材とか
お茶とか色々売ってます。

お店が色々立ち並ぶ

まだこっちきて食べてなかったので小籠包をつまみ食い

一個が50円くらいの計算って感じでしょうか。美味しい。

あとちょっと歩き回って、ホテルの方に戻ってきてから
台湾の方にお勧めしてもらった麺で昼食とします。

大人気店で列は並んでるけど、結構進むの早い
そうめんみたいな柔らかい麺に、ホルモンが入ってる

スパイスも効いてるけど鰹出汁と生姜がしっかり効いていて
日本人にもおいしいと思う

、、、ここから実は疲れがもうピークに来てしまって
一旦ホテルに帰って昼寝をする
ことに。
朝早かったせいか、そこそこ歩いたせいなのか
雨と風に打たれて、もしかして風邪のひき始めなのか、、、
オラ、今はもうたたけえねえ!

夜には昨日と違う夜市に行ってみたい思いはあるので
2〜3時間くらい昼寝することにしよう。
ただの疲労でありますように。

ベッドに横になって電気を消すと、窓が無いので真っ暗だし
もう今がどこで何時なのかわからん!
熱が出たりしなかったらいいなあ

つづく

次で終わる予定です!✏️

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