ご縁とハイパーノートチャレンジ2015
先日、生まれて初めてデータのコンテンツを購入しました。
bar bossaの常連さんがこんなツイートをしていたからです。
【「春琴抄」のマンガ版を描きました。マーガレットコミックスデジタルから配信されております。読んで頂けたら嬉しいです。宜しくお願いします。春琴抄 (マーガレットコミックスDIGITAL)
http://www.amazon.co.jp/dp/B0181V62RE/ref=cm_sw_r_tw_awdl_bmJxwb0MK7ZCD 】
僕は別にこだわっているわけではないのですが、本やレコードは店頭でチェックして買うという習慣を続けています。
でもこんな風に何かの「ご縁」で新しい習慣を始めるということをよくします。
やっぱり商売をしているからでしょうか。「ご縁」で始まる何かを大切にしたいのだと思います。
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cakesの加藤貞顕さんも10年くらい前からのbar bossaの常連でした。
僕は加藤さんが何をしている人なのか全く知らなかったのですが、bar bossaは出版関係のお客さまが多いので、加藤さんの噂を色々と聞き、出版社を辞めてcakesという有料コンテンツのサイトを始めたということを知りました。
僕はそういう「ご縁」は大切にするので1週間150円ならと思い、有料会員になりました(今、気づいたのですが、データのコンテンツを購入したのはcakesが最初ですね)。
そしてしばらくして、突然、加藤さんに「林さん、cakesで書きませんか?」とお店で声をかけられた、というわけです。
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ところで加藤さんに「なぜcakesとnoteを始めたのか?」を聞きました。
「みんなこのスマホに移ってしまって、今、出版って毎年5%づつ落ちているんです。そしてこのまま印刷物がなくなってしまった時、優良なコンテンツを発表する場所がなくなってしまうんです。
そのためには誰かがコンテンツにお金を払ってそれで回るシステムを作らなきゃいけないわけなんです。だからそのロール・モデルになるようなシステムをcakesは目指しているんです。
そしてnoteは例えば才能のあるミュージシャンが自分で作った音楽をアップして売ることで、大体年収500万円くらいは入ってきて、それで生活できるようなシステムを考えたんです」
なるほどです。
先日、cakes/note社員のこんぴゅさんがこんなnoteの記事をアップしていました。
https://note.mu/konpyu/n/n8dd82b6d67ef
というわけで、僕もnoteで今年良かったなあと思う記事をここで紹介します。
→ https://note.mu/tonomuy このトノムさんの絵は色の感じとか世界観とかタイトルの付け方とかもう全部好きです。
→ https://note.mu/zechi/n/n83f4baab4d52 このzechiさんの世界もすごく好きです。ただのハートウオーミング系ではない感覚も好みです。
僕は毎週金曜日に「超短編小説とか詩」を書いているのですが、本当はすごく幻想的な作品を書きたいんですね。
誰も書いたことのないような、ちょっと不思議な閉じた小さな世界の話を書きたいのですが、そういう話って全然受けないんです。
ところで、最近、「飲食店にお客さんが来店してそこで何かを食べて飲んでちょっとしたハートウォーミングなことがあって」、というマンガや小説が流行っていますよね。
「あれのバー・ヴァージョンを書けば、マンガ化とかドラマ化とかあるかもよ」と複数の人に言われてまして、「そんなのだったらいくらでも簡単に書けるけど、でも僕が書きたいことじゃないなあ」と思ってたのですが、そういうのを試しに書いてみたらやっぱりすごく受けるんです。
そして天使や桃太郎が来店するよりも、松本さんとか桃子さんが来店する、みたいなリアリズムであればあるほど受けるんです。
だから最近は「もういいや。受けるのを書こう」と思ってそういう「リアリズムで恋愛もの」と決めて書いています。
そして上にあげたnoteの二人は、僕が本当は表現したい「ちょっと不思議で閉じた小さな世界」を見事に表現しているので、羨ましいなあ、僕も本当はこういうの書きたいなあと思って、今回は選んでみました。
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ところでこれ、本当は「次の人にバトンを渡す」のが定番だそうで、僕も3人「他のnoteをたくさんフォローしていて、noteによく投稿していて、bar bossaに来店してくれているご縁がある人」にバトンを渡しますね。
オラシオさん→ https://note.mu/horacio
灰谷魚さん→ https://note.mu/haitani
tamitoさん→ https://note.mu/tamito1980
ではお三方、よろしくお願いいたします。
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