偉そうになってないですか? と8月6日の日記
先日、西荻窪の鞍馬という蕎麦屋で妻と食事をしていたときのこと。
隣の席で、いかにも作家大先生って感じの初老の男性と、編集者って感じの男性が、水茄子の刺身をつまみに原稿用紙を出して色々と話していたんですね。
だいたい原稿用紙に手書きって時点でこの作家先生は「ものすごい」はずなんです。今誰でもメールとか出来るのにそれでも手書き原稿に編集者がつきあっているって、「その作家じゃなきゃダメ」って存在なんです。
でまあ、日本酒と水茄子の刺身を間に、「先生、ここはカタカナの方が読者もわかりやすいと思うのですがいかがでしょう」って、もうほんとひとつひとつ「先生のご機嫌」をうかがいながら、原稿を修正しているんです。
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