ひどい大人たちのこと、と11月29日の日記
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渋谷にまんだらけというマンガ専門店があって、たまに立ち寄ることがある。
棚をぼんやりと眺めながら、「小説のアイディアに使えそうなマンガ」を探す時間も楽しいのだけど、まんだらけのお客さんを眺めるのも楽しい。
やっぱり外国人のお客さんが多くいて、白人の場合はフランス語やイタリア語を話していることが多く、アジア人の場合はたぶんだけど台湾人が
多いような気がする。
日本人のマンガ好きな人たちも、僕が若かった頃と比べて、あきらかにお洒落な雰囲気の人が増えた。
お店のスタッフもみんな優秀で、ちょっと質問すると「このマンガはその棚にある」とか「そのマンガは人気があってあまり入荷しない」とか、すぐに答えてくれる。
良いお店だなあとか思いながら、ゆっくりと棚を眺めていると、コロコロコミックの創刊号が売っていた。正確な値段は今、失念してしまったのだけど、1万円とかはこえていて、「そりゃそうだろうなあ」と思った。
コロコロコミックの創刊号は、もちろん僕も買った。確か、兄と2人で半分づつお金を出して、毎月買っていたように思う。
コロコロコミックを買う理由はもちろんドラえもんだった。ドラえもんは小学1年生から6年生までの6冊で確か連載していたのだけど、それが
コロコロコミックには全部掲載されていたのだ。
そして読者投稿のコーナーもあり、僕は端から端まで全部味わい尽くした。
ある時、のび太が僕と同じ誕生日だということを知った。藤子不二雄本人が描いたマンガ以外に、別のスタッフが描いた「ドラえもんの登場人物のプロフィール特集」みたいなのがあって、そこに「のび太の誕生日」が書いてあったのだ。
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