飲酒【詩作品】
酒飲まぬ君に
心の席から
外れてもらおうと
たくさん飲みました。
でも、
冷めるとこうして
あなたを思っています。
本を読まないきみ
文を書かないきみ
酒を飲まないきみ
ことごとく
僕と違う事ばかり
たくさんの違いを並べ
僕の心の席から
立ち去ってもらいます。
それなのに
思いは募るばかり。
マツムシの声が
夜に広がっています。
空には星がまたたき
隣には
君の白い影が座っています。
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