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ひはん‐手法1


元・高校教師のわたし。日本の教育に、決定的な欠陥があると思うのは「正しく批判する」力を養う視点だと思っています。

教師の多くは(わたしは、ですね正しくは)、質問されたら正解を返さないといけないという強迫観念を持っています。
教科指導や受験指導ではそうあることが望まれます。そうできるように研究を怠らない仕事です。間違っても去年と同じ教科書だからと、指導計画を使いまわしする教師は居ないのです。

そんな教師ですが、教科に関する質問でさえ受け付けない教師をみたことがあります。「それくらい自分で調べろ」と一喝したのは英語科のN先生。

そのような体質の教師たちがもっとも不得手なのがLHRの時間。教師の手に余る意見が出てくるから放任してチャイムを待ちながら、タイムキーパーに徹して進行させる。あるいはシナリオを考えて、自分の結論を押し付ける。あるいは「終わったら報せろ」と職員室でタバコする。などなど

批判する力が育つわけがありません。

需要と供給。批判評価する力がない国だから、それができる貴重品的人材は、コメンテーター、批評家としてもてはやされるのかも。

彼らを批判評価する人が居るのかな?好き嫌いで選別してるだけかも、、

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カエル少尉
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