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SNSハラスメント(1/4)ばっぷくどん35
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わたしたちは互いのつながりを、
もっと発展させようとSNSを活用します。
ところがいつの間にかそれが、
自分のプライベートな生活を圧迫することがあります。
これをソーシャルハラスメントと呼びます。
ソーシャルハラスメントに該当します。
・一方的に友達申請をし、承認を強要する
・SNSの投稿をリアルな場で話題にする
・必要もなく、個別にメッセージを送る
・友だちの友だちだからと友達申請する
・友だちの悪口を投稿する
・同意のない個人情報を公開する
・返答を強要する
・既読スルーを認めない
など
ハラスメントは、
受け取り手が不安や不快に思ったらすべてハラスメントです。
送り手がコミュニケーションだからと考えていても、
ハラスメントに該当することがあるのです。
☆
たとえばグループLINEとは別に、
トークで友だち申請が来て、
ホントは気が進まないのに、
事を荒立てないように登録するのもソーシャルハラスメントです。
ハラスメントにはいくつもの種類がありますが、
自分がハラスメントをしている自覚がないことが多いのです。
SNSの便利さでもあるけれど、
スタンプや、省略したことばでのやり取りは、
相手の表情や声色が分からず、
やりとりの内容がどんどんエスカレートすることがあります。
★
他人との関係には“波長”のようなものがあります。
あなたの周りにも、“波長”を合わせることができない人が居ます。
でも、
周りに居るからSNSでのつながりを断れないこともあるでしょう。
その人とのやりとりが、
あなたの気持ちを読み違えられてスタートしてしまうと、
あなたとの“波長”の違いで、
ボタンの掛け違えのままの関係が続いてしまいます。
もしかすると、あなたは苦手だと思っているのに、
断れないだけなのに、
自分に好意があると思い込む人もいます。
相手との関係に波風を立てたくなくても、
内容を誤解されて困った状態がエスカレートしないように、
困ったら必ず断りを入れるようにしてくださいね。
☆
LINEでもインスタグラムでもZでも、
写真や動画を共有することがあると思います。
それをあなたの許可なく
他の友だちやオープンチャットに無断投稿する行為もあるから
気をつけてください。
★
SNSでは、不特定多数の人が投稿を見ることができます。
そこに自分の写真を無断で投稿されることで、
ひどい精神的苦痛を感じる人もいます。
失敗動画や変顔写真などをSNSに無断投稿することは
名誉棄損になるし、そもそも本人の許可なく投稿したら肖像権の侵害です。
投稿する側は、身内のネタを共有して受けをねらった軽い気持ちでも、
その先で拡散する人もいることを考えておきましょう。
☆
グループLINEではなく、個人間で友だち登録する場合には、
このようなことが起こることを覚悟しておきましょう。
そして、もしソーハラを受けた場合は、
自分だけで解決しようとせず、
必ず、信頼できる誰かに困っていることを伝えるようにしましょう。
一番良いのは
あなたが一番信頼している人に相談し、
必要があれば、友だち間のトラブル解決の専門家である
ソーシャルワーカーに任せることを勧めます。
ひどい状況の場合は警察への相談も考えてください。
★
ハラスメントを受けた人の44%が
「誰にも相談しなかった」、
その理由を
「相談しても無駄だと思ったから」(67%)としています。
相談を無意味に感じ、
相談以前に諦めてしまう、
また、泣き寝入りするなど、
結果として表面化しない場合もあるようです。
しかし泣き寝入りすると被害は、必ずエスカレートします。
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