どっこい、しょ
午前1時。
我が家の屋根を静かに叩く
雨音を聴きながら
昼間、わたしの大切な人が
ふと口にした
「どっこい、しょ」を
思い出しながら
眠れぬ夜に
漕ぎ出しています。
差し詰め
押し出した小舟にとび乗り
船底のオールをピボットに付け
最初のひと漕ぎをくれる時の一言
物事を始めるぞ!
という決意
それがタイトルの
どっこいしょ。
二ヶ月半振りに
わだかまりなく二時間ほど
他愛もない事を 話しました。
とは言うものの
この二人の会話は
他愛もなく無いのです。
どのようにして自分を
自分らしく生かせるか
二人して 互いを尊重し
出来るだけ干渉を排除して
しかも 相手を助けるか
助けながらも
お互いの境界線を明確にし
主観に流されぬようにしつつ自らの考えを披露し
評価するという内容ですから。
それこそ
六根清浄でなければ話せない
形而上の日常会話を
するのです。
note上でも
同様の事をしていると
わたしは思うのですが
noteは
どう考えても
リアル社会に隣接した
バーチャル世界
非・日常の世界です。
何処そこのイチョウが
すっかり散ってしまった
と
同レベルの会話で
互いの言動を評価するという
昨日の午後の会話は
わたしの基準では
どこかのゼミナールの
学生同士みたいな会話です。
ひさしぶりで
とても楽しい時間でした。
新月の 深夜の 闇の海を
どっこいしょと
雨に濡れながら
思い起こすにふさわしい
記憶だとは思いませんか?
恋愛と 共依存は
どう違うのか、
このテーマから
デートDVについて
互いにそれが
DVであると認識せぬまま
縛り、縛られる二人が
可哀想である、とか
それが束縛だと
どちらも気づかないのは
何故だろう、とか…
結婚して、
どちらの姓を名乗るか
考えたか、とか
それが互いの自立に
どのような影響があるか
無いか、とか
これから
この会話を再開するために
小舟を漕いでいます、今。
どっこいしょ〜
どっこいしょ
サポート、ありがとうございます。もっと勉強して、少しでもお役に立てる記事を送りたいと考えております。今後ともよろしくお願いいたします。