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北欧サスペンス シリーズ3作目『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 2020.6.22

北欧サスペンスの傑作シリーズ。原作者スティーグ・ラーソンが書いたのはこの3作目まで。

1作目『ドラゴンタトウーの女』は、硬派雑誌『ミレニアム』の発行責任者で記者のミカエルが、スウェーデン北部を本拠とする財閥一族の36年前の失踪事件を、天才ハッカーで一風変った調査員のリスベットと解決する話でした。2作目はミカエルが経営するミレニアム社がつかんだ大掛かりな人身売買スキャンダルがもとで取材した記者とその恋人が銃殺され、その犯人にリスベットが擬せられて、という事件です。

前作で瀕死の重傷を負ったリスベットは、救急病院に運ばれ、一命をとりとめますが、警察の監視下に入り、完治するや殺人未遂の罪で法廷にひっぱりだされます。一方で、ミカエルはリスベットの過去に、国家機密級の陰謀があることをつきとめます。ドラマは、スパイもの、法廷ものの面白さが加わり、怒涛のラストへ向かいます。面白い!

2010年9月11日日本公開
原題:Flickan som lekte med elden
製作年 2009年
製作国 スウェーデン
配給 ギャガ
上映時間 148分
監督 ダニエル・アルフレッドソン
原作 スティーグ・ラーソン
出演 ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクビスト

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