北欧サスペンス シリーズ2作目『ミレニアム2 火と戯れる女』 2020.6.22
原作者スティーグ・ラーソンは、『ミレニアム』を三部作として執筆、その出版前に他界しています。その2作目。今回の主役は、鼻ピアス、ドラゴンタトウーの女、リスベット・サランデル。彼女の謎に満ちた過去が少しずつ明らかになって行きます。
財閥一族総帥の孫娘失踪事件の解決から1年。ミカエル率いる硬派雑誌『ミレニアム』は、大掛かりな人身売買の取材を進めています。ところが、その取材の中心となっていた記者が恋人とともに何者かに銃殺されてしまいます。犯行に使われた銃に残された指紋は、何と、1年前の事件から姿を消していたリスベットのものでした。彼女の無実を信じるミカエルは、独自の調査を始め、その黒幕を探し当てるのですが…。
1作目は独立して楽しめたのですが、2作目にあたるこの作品は、完結編である3作目とセット。ラストも、えっ、これで終わる感のあるものでした。前作は田舎の話でした。今回はストックホルムのシーンが多く、素敵な町並みや、水のある景色がふんだんに楽しめます。
2010年9月11日日本公開
原題:Flickan som lekte med elden
製作年 2009年
製作国 スウェーデン
配給 ギャガ
上映時間 130分
監督 ダニエル・アルフレッドソン
原作 スティーグ・ラーソン
出演 ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクビスト