休眠法人の今後、色々と検討した結果・・
不動産を購入するために法人を作り、不動産のみを売却し、休眠としていた法人があります。
会社についての知識
当初、法人を作った頃、会社についての知識がゼロに近かったです。
会社の資産は個人のものではないことは理解していましたが、給与や税金の仕組みが分かっていませんでした。
ただ収益不動産を購入するために、法人を設立しました。
その後、徐々に会社について関心を持ち、書籍を読んだり調べて学んでいきました。
不動産売却の際
法人の所有する不動産の売却を検討する際、法人ごと売却も検討しました。
しかし会社売買の仲介業者(不動産仲介ではない)に対する手数料も意外と高く、規模やその他理由により、買手さんを探すことが困難でした。
結局、収益不動産のみを売却し、法人のみが残ることになりました。
休眠にした理由は過去のブログをご参照ください。
今後どうするか
休眠を継続するか、解散するか、売却するか・・。
数カ月前から休眠法人でも、会社ごと売却できないか、色々と調べたり問い合わせをしていました。
税金についても自身で調べられる限り確認し、税理士さんには申し訳ないですが事情を説明し、分からないことはご相談していました。
既に休眠してから約2年、欠損繰越金を繰り越すことが出来る期間は7年間です。今後、休眠にしている法人を復活する予定はなく、持っていても仕方がない。
デメリットも調べましたが、私の場合はありませんでした。
必要になったらまた会社は簡単に作れるし、今は不要。「売れるうちに売却しよう」と決めました。
すんなり決まる
業者さんに相談し、とてもスムーズに話が進みました。
「このような条件があれば欲しい」という希望の買い手さんが以前からいらしゃったようです。
会社の価値を上げて莫大な利益を得るような方々とは異なり、僅かなお金でしたが、一旦清算することができて良かったと思っています。
「たくさんの学びをありがとう」という気持ちで、その法人を見送り、自分の中で良い区切りができました。
手元で保管していた決算書関連の資料もなくなり、随分すっきりしました。
テレワークで自宅にいることが増えたので、モノの多い自宅を少しずづ片付けていきたいと思っています。
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