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えねーちけーアーカイブス #126 ねずみ

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第126回は「ねずみ」。

 「すべらない話」という番組があったと思いますが(最近はなぜか見かけない)、ああいう場のエピソードトークは構成もふくめ、小説的だなぁ、などと考えたのは愚かゆえ、そもそも、物語ものをかたるというのはそういうことぢゃね、と思い直した。そう、「語り」においては現実に起こったことにしれっと誇張をしたり混ぜものをしたりして完成度を上げていいもんなのだ。
 というのが今回の「ねずみ」であるが、ねずみは生命力がすごいよな。本編に書いた、ねずみが気迫でもってねずみとりもちをどうしかしようとしようとしている(ふうに見える)のもすごいし、ゴミ収集車に入れられそうになったときの断末魔もすごい。自然の躍動に感動すら覚える。そんなところから元気をもらってどうするっ。
 だが生命力がすごいというのはいいよな。黒ギャルとか(過分に性癖を含んでいる)。

 なお、人生で一番すごかったねずみは数十年前に熱海駅前で見た、皮膚病で肌がぼろぼろになった、巨きさがねこくらいあるでっかいねずみでござる。妖力でももっていたのかもしれない。ガンバとその仲間もなんとかしちゃったかもしれない(それはイタチだ)。

 これから夏にかけてのシーズンはまた青々と茂る草花に無駄に感動することになる。
 そんなに生命が枯渇しているのか。


みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。