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えねーちけーアーカイブス #149 (いまさら)1000字後に死ぬ作者

 やべえ! 更新忘れてた!

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第149回は「(いまさら)1000字後に死ぬ作者」。

 その昔「100日後に死ぬワニ」という作品が一瞬だけポッと人気になった時があってな、その後「○○日後に○○する○○」という構文だけが生き残った、と書いたところで「新作をやるよ」という告知も最近目にしたが、どうしてそう二匹目のドジョウを狙いに行くのだろーか。こういう場合、どうあっても前作は越えないンである。越えるとすれば、中身の方向性が全く違うとか――

 ワニの話はどうでもよろしい。こちとらの話をする。
 こうした「流行りものをパロディ化する」というのはどういう効能があるかというと「そういう事象もあったよなぁ」という回顧になるし、「どんなタイトルおだいでも料理できる」という自己肯定感につながるかもしれない。一方、意味を見いだせない人には意味を見いだせないジャンルであることも合点承知の助、え、そもそも「紙の本を読むんですか?」だの「わざわざ作り話を読むんですか?」という層も含めるとなんとニニッチな営みであろうか。あえて云うような話でもないんだけどさ。

「旅する強盗」の話もしているな。政府だか自治体だかの主導で「Go to Travel」なんのもあって、その辺を「強盗トラベル」などと捩ろうとして失敗し、かつ再利用しようという動きも見られる。つまりは、こーんなことばっかり考えて生きている、日々の垢、増える皺、えーとなんだったか、ごく個人的な年輪のうちの一本みたいな作品が、こうして残っているのであった。

 これもまた、COVID-19前の世界線だな。な。

みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。