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えねーちけーアーカイブス #124 とどのつまり

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第124回は「とどのつまり」。

 ヘッダーの画像は「おっ、トドが詰まってる!」となんだか嬉しくなっちゃったやつ。

 えーと、落語、のようなもの。落語にはおおきく古典と新作とあって、その内、新作なんだけど舞台が江戸とか明治のものを「擬古典」と呼ぶそうな。そうな、というか、知り合いの落語家がそう呼んでいた。ので、さしあたって擬古典と呼ぶことにする。

 ずいぶん落語の裏方もやった結果「自分でも書いてみたい」と、10作くらいは書いたはずで、その書いたものを新作落語コンクールにも出したが梨の礫であった。ぢゃあ、というので優勝したらしい作品を参考にと、2回は観に行ったがどれも駄目であった。一個も面白くない。ということは、審査する側の需要にないという結論にたどり着く。いいんだよ、上手い下手とは別のレイヤーで、「面白い」と思ってるから応募してるんだから……

 で、本作。(個人的には)わりとセオリー通りにやっている。鹿野武左衛門の云うとおり、だ。まづ話は一にオチ、二に仕方、三になかみ……(うろ覚え)、オチが大事で、次にしかた(文体)で、内容なんぞ、無いよ~ん、と、これをセオリーと呼んでいる。とちゅうのむちゃくちゃ、ぐちゃぐちゃというのは、でも、脳内麻薬が出ている時の状態って、こんなもんでげしょ?

 と、読み返してみると、まぁ、うん……

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ながちろ
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