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えねーちけーアーカイブス #132 金星
ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNHKアーカイブス。第132回は「金星」。
日曜日は市場へ出かけ「意図」と「朝」を買ってくる。ここが全てで、「一週間」に対する理解の歪みであり、その歪みを全体に押し広げて整合性をとっていくと世界がひっくり返る。
と、この小説の作り方を30年やってきたんだなあという作品でございました。こういう作品は作っているのが楽しいのである。
宮崎駿・押井守・高畑勲について鈴木敏夫が語る非常に面白い記事があって、
ちょいと引用しますと、
―そうはいっても、映画を作る人が何も摂取してないわけではないですよね。たとえば宮﨑さんだって、本を沢山読んでいるとか。
宮さんはねえ、普通の本を読まないんですよ、児童書だけ。あんなに読んでいる人はいないですよ。僕が出会って、45年かな。宮さんは、月に10冊近く児童書を読んでいる。新しい児童書ばかり読むんです。『本へのとびら 岩波少年文庫を語る』という本を書いているぐらい。
―なぜ宮﨑さんは児童書を沢山読むのでしょうか。
なんか取りつかれたんだろうね。彼は誤読の名人で、新しい解釈が沢山生まれるんです。それが極端なのよ。
誤読から新しい世界を切り開く、というのはそうそう珍しい話でもないのである。これは、やっているとわかるし、あたくしの読者は「そうね」と云ってくれることでありましょう。元記事も実に面白いので読んでみていただければと思います。
「金星」といえば平沢進の、という話をしようと思ったがあんまりなかった。昔の平沢ソロは一枚のアルバムにいろいろなものが詰まっていて面白かったんだよなぁ。それこそ、何を仕掛けてくるかわからないワクワク感があった。
この曲も戸川純、福間未紗、いろいろな人がカバーしていてライブで聞いている。アタシもかつてはさんざんカバーしますた。
映像込みでメテオールのカバーも、SFなのにのこか牧歌的で好き。SFのどか。
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