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えねーちけーアーカイブス #144 ペンギン村のレインコート

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第144回は「ペンギン村のレインコート」。

 演劇部小説。部員のためにあーでもない、こーでもないと(娘と)呻吟しながら台本を作っていくだけの小説、というのは面白いんじゃないかと思って作った。もちろん、リアルにあるあれやそれやとの関連性はござんせん。

 学生演劇、大変らしいすよね(他人事)。
 明確に主役と脇役があって誰かが誰かのモブであるパターンと、教育的配慮があって、全員にそれなりの長台詞があるパターン。前者が演劇的に正しいとすると、後者は部活として、役者が活動していて楽しいパターン。演劇部に入ろう、という時点で多かれ少なかれ自己顕示欲の塊を抱えているのだから、できることなら全員にそこそこのセリフがあり、かつ、集まったお客さんにも満足してもらいたい。
 脚本家、大変らしいすよね(他人事)。
 自己顕示欲というよりは、黒子的立ち位置。お膳立てをする執事的役割だ。別にどこの話というわけではないが……。

 ところで、最近はなぜ、こういう小説ものを書か(け)なくなったのだろう。歳かな。観察眼の衰えかなぁ。


みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。