えねーちけーアーカイブス #169 廿四の眼
ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNHKアーカイブス。第169回は「廿四の眼」。
みなさんご存知(本当?)『二十四の瞳』は生徒が12人おるわけですが、眼の勘定だけで作品をかき混ぜてみるとどうなるか、というだけの話でございます。ただの思いつき、だからこそ、本編の内容よりも「計算があっているか」みたいなところにのみ死ぬほど気を張った覚えがございます。
オチ? いいんだよ誰だかに大笑いさせておけば……。
こういうパロディまがいの作品ばかり作っていると「語感だけ借りて原作を読んでいない」というのはままあることでございまして、で、本稿を書くにあたりwikipwdiaを(いちおう)参照するわけですが、するってぇと「わぁ、えらい話だ」となる。
しょうもないパロディをすることに罪悪感はありやなしや、といえば「ある」には違いないのだが、かといって「そこまで自分の営みに価値があるとも思えない」「あったところで黙殺される」という気持ちのほうが強く、「まぁ、悩んでいてもものは出来ないしな」という、前向きなんだか後ろ向きなんだかわからないまま制作は続く。
こういうのを自己肯定感が「高い」とみるのか「低い」とみるのかについてはひとさまの意見を聞いてみたくはある。
元ネタに対するリスペクトのなさ、という部分はあげつらわれやすいが、ぢゃあ無理にでもそのへんの精神性を保持しなければならないか、というとそれも窮屈なので、読む側の寛容さに頼らざるをえず……
まぁでも、大抵の問題は受け手の寛容さに依るのよなぁ。
何の話だったか。
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