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えねーちけーアーカイブス #101 柘榴

 ながちろのオンライン作品を掘り出して再利用しようというNながしろさんH恥のK掻き捨てアーカイブス。第101回は「柘榴」。

 物語のテンプレート、雛形、というものがあるとして、ぢゃあその通りに書いてみようとしたらどうなるかしら、という執筆であったのは間違いなく、つねに較べると実に物語物語している。
 物語物語している、というのも不思議な言い回しであるが「このコーヒー、コーヒーコーヒーしている」という言い回しも存在し。それは「コーヒーと聞いて想起されるコーヒーのイメージに近いコーヒー」という意味である。そういえばあらゐけいいちが『ヘルベチカスタンダード』でネタにしていたな。
 この言い回しに俄然興味が出てきたが、どうやって検索したらこの言い回しにたどり着くのだろう。試しに「コーヒーコーヒーしている」で検索するとあらゐけいいちしか出てこなく、このルートは詰んでしまった。

 本編の話に戻るが、自分でも恥ずかしいくらいちゃんとメリハリのある話を作っていてぐったりした。自分の作品ぢゃないみたいだ。
 いつものように骨格のひん曲がった、けったいな構造であるよりも、ちゃんと人の住める水道ガス電気の揃った家のような作品を作るにはそれ相応の努力と筋肉が必要であり、思いつきでこういうことをすると脳も筋肉痛みたいになることがわかるのであった。どっとはらい。

みなさんのおかげでまいばすのちくわや食パンに30%OFFのシールが付いているかいないかを気にせずに生きていくことができるかもしれません。よろしくお願いいたします。