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【四国慰安旅行】

得意先のバス慰安旅行に、日曜日から火曜日にかけて参加した。四国には何度も訪れたことがあり、正直なところあまり期待していなかったのだが、実際にはとても楽しい旅となった。

今回の旅では、淡路島の震災博物館、鳴門海峡の渦潮見学、徳島の阿波踊り会館での実演、高松の栗林公園、讃岐うどん道場での食事、金刀比羅宮の参拝を巡った。

特に、約1,400段の階段を登る金刀比羅宮は、朝から登り始めたものの、途中で脱落者が出るほどの険しさだった。しかし、最後まで登り切り、山頂でしか手に入らないお守りを購入することもできた。想像以上に大変だったが、日頃のトレーニングのおかげで乗り越えられたと感じた。改めて、体こそが最大の資本であると実感させられた瞬間だった。

途中、「もう山頂に着いたのでは?」 と思わされるような神社があり、「こんなものか」と思ったが、実はまだ半分だったと知り、「人生はそう甘くないな」 と考えさせられた。また、そこから先は裏道のようなルートになっており、「わざと分かりにくくしているのでは?」とすら思えるほど紛らわしかった。

やはり体力が落ちると、日頃の行動にも影響し、ズルをしたり、嘘をついたり、悪口を言ったりするようになるのではないかと考えさせられた。登る前に「人生観が変わる人もいる」とバスガイドの方が話していたが、そこまでの境地には至らなかったものの、確かに感動したのは間違いない。

今回の旅行は、コロナ禍を経て5年ぶりに実施された得意先の慰安旅行だった。バス移動は少し大変だったものの、他の協力会社の方々とも情報交換をしたり、お互いをより深く知ることができた。「旅というのは本当にいいものだ」 と改めて感じるとともに、こうした企画を実現してくださった得意先に心から感謝したいと思える旅だった。

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