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やっぱり期待しないでいると

今年は将棋の羽生9段の調子がいいようである。自分のコレクター精神もあり、羽生さんには、タイトル7冠、永世7冠に続き、タイトル戦100期の達成まであと1期ということで、そらも達成してほしいと思っていたのだが、あと一歩の所で達成できていない。

永世7冠の手前でも、当時の渡辺明竜王へのタイトル挑戦で前代未聞の3連勝後4連敗を喫し、あと一歩の所でタイトルを逃し、長い間またされた。タイトル100期についても、99期後、タイトル戦が3回あったが、全てに敗れ、様が似ているように思った。

血液型診断は今はあまり信じていないが、言ってみると、羽生さんは自分と名前が同じで、血液型も同じAB型で意外にも、実は調子の波があるという印象もある。AB型は波に乗ればとことん強いという印象がある。若い時はその波がずっと続いていたからあれだけの良い結果が長く続いたともとれる。逆に波に乗っていないと低迷が長い印象もある。

永世7冠達成前はまだ若っかったのでずっと待ち望んでいたけれども、さすがに羽生さんも50歳を超えて、実力も落ちてきたように見えたので、タイトル100期についてはあきらめていた。

そのように注目していない中、ネットニュースで、羽生さんが王将戦と棋王戦のトーナメントで好成績を残していて、タイトル挑戦まであと一歩のところまできているというニュースを見た。棋王戦については、挑戦者決定までに、王将戦については、タイトル戦でどちらも藤井5冠が立ちはだかるようで、タイトル100期獲得には藤井5冠は避けて通れないようだが、それだからこそ話題も大きくなるに違いない。

藤井5冠もこのまま順調に勝ち進めば、羽生7冠を超えるタイトル8冠や永世8冠なども将来的に達成できそうな勢いであるけれども、なかなかそこまでは時間がかかるので、まずは羽生さんがタイトル100期を達成したいと思う。

やはり期待していないところには良いことが起こったりするのだとあらためて感じた事例である。本当なら、ずっと期待せずタイトルを取ってから知りたかったニュースだが、情報が身近になっている今のこの世の中、タイトルを取るまでに知らないでいるというのは難しいだろう。いずれにせわ、また注目と期待をできるだけせずに他ごとに集中して待とうと思ったのであった。

#将棋 #棋王戦#王将戦#羽生善治#藤井5冠

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