見出し画像

BG2, SoA, メイヴァルの最後の試験②、メイヴァルの陰謀、バレた立ち聞き

<①の続き。メイヴァルの命で”海の恵み亭”に向かった主人公は、裏切り者だというエンバートを見つける。が、エンバートは主人公を見るや、血相を変えて、誤解だ!と口走る>

主人公
「誤解って?何を言ってるの?」
エンバート
「そんなつもりはなかったんだ…俺はメイヴァルが、よそのギルドのメンバー何人かとリーナル・ブラッドスカルプ*を殺す話をしてたのを耳にしちまった!俺は仰天して思わず声を立てちまって、それをメイヴァルに聞かれたんだ!」
「俺はもう死んだも同然だ、わかってるさ!だが、頼むから殺さないでくれ…俺はずっとシャドウ・シーフには忠実だった!こんなことには巻き込まれたくなかったんだ!」
主人公
「言ってることを証明できるものはある?」
エンバート
「ない。メイヴァルがそう言ってたのを聞いただけだ。俺が聞いたのをメイヴァルが知ってるってことは、俺が死んだとわかるまでやつは俺をつけ狙うってことなんだよ!」
主人公
「それじゃ、私と一緒にリーナルのところに出頭しなければ。あの人にあなたの話を教えないと」
エンバート
「ダメだ、できない!リーナルにバラしたりしたら、メイヴァルに追い詰められちまう!下手すれば、リーナルだってこの俺が刺客だと思っちまうぜ!俺はこの街から高飛びしなきゃなんねえ!頼む、見逃してくれ!」


*メイヴァルより上位のシーフギルドのボス。もともと主人公は、リーナルに頼まれて身元を隠してメイヴァルの身辺を探っていた。

いいなと思ったら応援しよう!