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BG2, 第2章、トレードミート町長の話、敵対する自然とドルイド

<トレードミートにて。町が野生動物の故なき襲撃に悩んでいるという噂を聞いて、主人公らは町長に会いに行く>

ハイマーチャント・ローガン・コプリス
「街はいま難局にありまして、別途わかるまでは、正体不明の一団が現時点での脅威と見なされています。私がハイマーチャントのロード・ローガン・コプリスです」
主人公
「私は<主人公>と呼ばれている者です。難局とおっしゃいました?何か私にできることがありますか?」
コプリス
「トレードミートはここにあって何世代にもなるのですが、今や街はきわめて奇妙なことに苦しめられております。地元の商人たちにとってはまことに厳しい時期になっております」
「土地そのものが我々に敵対しているのです。野生動物が襲って来、木や草までが絡みついてくる。最初は目立たなかったのですが、今や我々は背後に悪意を持った存在がいるのではと疑っています」
「責めを誰に負わせるべきか、最近まで誰もわからなかったのですが、大衆は今や標的を発見しました。最も最近に襲撃を受けた者たちが、乱闘を指揮している数名の人影を見たのです」
「ドルイドでした。これまではずっと平和的だった集団に属する者らです。大衆は見たところ同じと思われるドルイドを一人捕らえました。私が彼を閉じ込めておかなかったら、彼は通りで八つ裂きにされてしまったでしょう」
主人公
「では、このドルイドの尋問のお手伝いをしましょうか、それとも彼の仲間を探しますか?」
コプリス
「そんなところです、もっとも、もう少し込み入ってますが。彼は潔白です。私は確信しています。彼が言うには、彼はここのドルイドらを調査するために派遣されて来たのだそうです」
「しかし、大勢の市民はもうこの件については腹を決めてしまっておりまして。見せしめに焚刑にされるのを防ぐため、彼を牢に入れている次第です」
「私があなた方にお願いしたいというのは、使命を達成するため彼に付き添ってやるか、あるいはあなた方自身でそれを達成してほしいということです。どちらでも構いません。私の部下や私自身が手を出せば、彼と共謀しているように見えるでしょうし、といって彼一人では街の外へは出られますまいから。お手伝い願えますか?」
主人公
「彼と話してみて、手を貸せるかどうか見てみましょう。私にできることがもしあれば、やってみます」
コプリス
「ありがとうございます。彼と話ができるように通行の許可を出しておきましょう。あなた方の守りがあれば彼もここを出られるかもしれない。状況を私にいつも報告してください」

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