BG2, 第2章、サーンドはファルドーンへの挑戦を決意する
<ドルイドの森にて。主人公らは森のとある地点で待っていたサーンドと再開して話をする>
サーンド
「調査に実りはあったかな?ひとつそれを検証してみて、この憂うべき状況を打破できそうな方法を探そうではないか。ここのドルイドについてわかったことを言ってくれたまえ。彼らはどんな悪い教えに染まっているのだ?」
主人公
「ファルドーンという女性がここを乗っ取ったの。彼女は骨髄からのシャドウ・ドルイドよ」
サーンド
「では、私の恐れていた通りか。シャドウ・ドルイドの暴力活動は自然を汚すものだ。今や彼らはこの地域を掌中にしたのだな。彼らがその手を緩めることはこの先あるまい」
「あなた方は彼らのことをご存知かな?彼らは腕力に訴えることを好んで、それにより自然のバランスを損なっているのだ。彼らは自分たちが母なる自然に従っていると信じているが、血の捧げものは自然にふさわしくない」
「トレードミートが報復のため戦いを起こす前に、この挙を止めねばならぬ。森や人々が支払うことになる犠牲は凄まじいものになろう」
「我々は道義のため挑戦を申し込まねばならぬ。しかし、ファルドーンと対決できるのはドルイドの道に則った者だけだ」
「彼女が聖なるドルイドの森から出て行くことは考えにくい。また、彼女が魔法を身に張り巡らして身を守っているなら、彼女はほとんど不可侵になってしまう」
「このような血なまぐさい掟に訴えるのははなはだ望ましくないが、そうしないとシャドウ・ドルイドは抑えられまい。我々には手段はひとつしかない。彼女に挑戦すること、しかしそうできるのはドルイドだけだ」
主人公
「あなたが挑戦すればいいんじゃない。あなたはそのためにここに来たんだと思うわ」*
サーンド
「まことにその通り。地元の衆が自然に憎しみを持つようになる前に、私は自然のバランスを建て直さねばなるまい。我々はグループとして行こうか、それとも私が単独で行こうか?」
主人公
「いえ、いまはあなたを入れる余地がないの。私は立会人だけになる」
サーンド
「では、我々はすぐそこに向かうとしよう。あなたはそこで私の勝利なり敗北なりを見守ってくださるよう。すべての者のために、この私が自然にふさわしい勝利者になれればいいのだが」
*もちろん主人公がドルイドなら自分で戦えるし、PTにジャヘイラ(ドルイド/ファイター)がいれば彼女に戦わせることもできるとか。