BG2, SoA, ラサードと主人公の対話、ロマンス#2
***自力でロマンスをやり遂げる!という人はネタばれ注意!***
<#1はこちら。アスカトラ、スラム地区にて。普通はアスカトラで起こる会話だろうけど、#1の後ではどこででも起こる可能性アリ。一日以上は間隔があるかな>
ラサード
「ガマズと私の間にあんなこと*があった後で、またこのアスカトラに来る巡り合わせになったとは、奇妙な気分です」
「ここには楽しかった記憶がほとんどありません」
主人公
「ここで長い時間過ごさなきゃならなくて申し訳ないわ」
ラサード
「どうか謝らずに。私は自分の意志でここに来たのですから」
「邪教団*の追跡が、私をここに導いたのです。あなたもここアスカトラにいたというのは、幸福な偶然に過ぎません」
主人公
「また一緒になれてよかったわ」
ラサード
「それを聞けて、私もよかった」
「イレニカスの牢獄を脱出する前に、アスカトラを見たことは?」
主人公
「いいえ、一度も。ここへ連れてこられたのは、おかしなねじ曲がった運命のなせる業よ」
ラサード
「どこか他の都会へ行ったことは、バルダーズゲートと今いるアスカトラ以外で?」
主人公
「本ではいろいろ読んだことがあるけど、行ったことは一度も」
ラサード
「どんな感じでしたか、初めて都会を見た時は?」
主人公
「最初はちょっと圧倒される感じがしたわね」
ラサード
「わかる気がします」
「我々はまったく異なる道を歩んでいます、<主人公>。でも、それが我々をめぐり逢わせてくれたのを嬉しく思います」
主人公
「私もよ」
*#3に続く
*過去にアスカトラで起こった事件で、ラサードは慕っていた兄を失った。その経緯と結果がBG1でのラサードの個人クエスト。
*ラサードは兄の死の原因になったダークムーン(サンソウルと真逆の教団)のリーダーが、今は新興宗教のリーダーに変装して活動しているのを嗅ぎつけて、兄の仇を討つためサンソウル教団を脱し彼を追跡している。
*主人公は20歳で養父ゴライオンに連れられて住んでいたキャンドルキープ(大図書館のある要塞的町、というか村)を出るまで、まったく外の世界を見たことがなかった箱入り娘😅。そこを出てすぐ養父を殺され、村にも戻れなくなり、やむを得ず冒険している間に異母兄サレヴォクの陰謀を知り、そこでバルダーズ・ゲートに至って彼と相対峙することになった(これがBG1の内容)。一方のラサードはカリムシャンという大国の首都生まれの孤児で、サンソウル教団に入ってからはアスカトラに派遣されたり、個人でバルダーズ・ゲートにも行ったりして、なかなか行動範囲が広い。