BG2, 第2章、神殿を守る者たち②、絶望した守護者たち
<①の続き>
主人公
「じゃ、あなたたちを何とか解放できないかやってみるわ」
病める者
「好きにするがいいさ。わしらは逃れられないんだ。わしらは諦めた。わしらは新しく来た若者にそう教える。そいつは死んでまた産まれて大きくなったやつにそう教える」
「ここにわしらを置く元になった約定は、ずっと文字通りに履行されてきた。どれほど意味のない任務であれ、わしらが奉仕から解放されることはないんだ」
「あんたは失敗する。失敗するより他はない。わしらにはわかってる。それ以外は考えられない」
主人公
「他にできることはないの?あなたの神に訴えてみた?」
病める者
「名無しに訴えることはできない。わしらはずっと前から何も兆しを目にしてないし、今ではその名も忘れてしまった。いや、恨み以外に神殿に向けられるものはないな」
「取りたいものがあれば取っていきな。わしらは名ばかりの守護者さ。単純で心のない骸骨同然さ」