BG2, SoA, *ファイターの本拠地クエスト*その二の①、城内の窃盗事件
<一定の時間経過の後また起こる、本拠地クエスト第二弾。ネタバレ注意!>
家令
「いらっしゃいまし、御前さま。サーニック隊長があなた様にお話ししたいことがあるとのことで。少々デリケートな問題です。お会いになられますか?」
主人公
「ええ、通してちょうだい」
家令
「仰せのままに、マイ・レディ。ただちにお連れします」
<サーニック隊長と一人の兵士、入ってくる>
サーニック隊長
「ご機嫌麗しく、マイ・レディ。ご存知かどうか存じませんが、ここ数週間、城内でたびたび窃盗事件が起こっておりまして」
「物は些細ですが。盃だとか、銀製の食器いくつかとか、召使い部屋のコインが数枚とか。みな価値があるとはいえ、重い窃盗罪に当たるものはありませんでした」
「それでも…私は調査しまして。ここにいるラスティンは新入りの衛兵の一人ですが、私は彼を犯行現場で押さえたのです。かつてのデアルニス卿夫人の首飾りを盗もうとしていた現場を」
「ラスティンは罪を認めました。私はどのように彼を処罰してよいものか迷いましたので、マイ・レディ、それでこの件を御前に持って参ったのです」
家令
「この者はあなた様のご家来です、マイ・レディ。ですので、処罰を決定なさるのはあなた様のご権利でございます。しかしながら、一方では、あなた様は…あなた様のご支配に反発する者らから、注意深く観察されておいででございます」
主人公
「まず、ラスティンのほうの言い分を聞いてみたいわ」
ラスティン
「わたくしの?マイ・レディ、わたくし…わたくし申し訳ございませんでした、マイ・レディ、わたくしこんなことは本当に―」
サーニック隊長
「もし自分のしたことに弁解があるのなら、ラスティン、レディが忍耐をすり減らされる前にさっさと言うがいいぞ」