BG2, SoA, *ファイターの本拠地クエスト*その二の②、窃盗の理由と主人公の裁き
<①の続き。ネタバレ注意!>
ラスティン
「あの…わたくし、あなた様から盗みを働こうなどとは決して、マイ・レディ。ですが…妻が…私の妻が重病なのです。ヒーラーやプリーストにも診てもらったのですが、簡単な呪文では効き目がないと」
「特殊な薬が必要だと言うのです、高価な薬が。わ…わたくしには到底まかなえない値段です。でも…でも、わたくしには、妻が死んでいくのをただ見守っていることは、耐えられません!」
「申し訳ございませんでした、マイ・レディ…わたくしこれくらいなら…大したことはあるまいと思って。小さな物なら。もしかして…もしかして、それらを売れば…十分…十分な額を貯められるのではと…」
主人公
「その薬はいくらするの、ラスティン?」
ラスティン
「それは…500ゴールドにも上ります、マイ・レディ。わたくしには…そのような大金はとても稼げますまい。もし…これから先…100年間も勤めるのでない限り」
主人公
「では、私が自分で薬の代金を支払って、この女性を助けることにする。次からは、あなたが自分で私のところに頼みに来なさい」
ラスティン
「あなた様が…本当に?おお、ありがとうございます、マイ・レディ!ありがとうございます!あなた様は…わたくしの想像も及ばぬほど、ご寛大なお方でございます!」
主人公
「あなたの犯した罪は、今回は見逃してあげましょう。でもまた繰り返すようなら、話は別よ。次からは…もっと分別を持つことね、ラスティン」
ラスティン
「はい…そういたします、マイ・レディ、そういたします!あり、ありがとうございました!わたくし決してこのことは忘れません!」
サーニック隊長
「(ハァ)お裁きには同意しかねますが、しかし…おそらく、私でも同じようにしたでございましょうな。これで、あれの妻がよくなればようございますが。私について兵舎に戻れ、ラスティン」