BG2, SoA, ラサードのクエスト#3、変節者は友に変節を勧める
<得々と新カルトの説を述べるハマーヘルムだが、急に旧知のラサードに名を呼ばれてビックリする*ラサードに呼びかけさせるタイミングは会話の選択肢しだい。演説が始まって早々でも、とっくり耳を傾けてからでも>
ハマーヘルム
「その真実というのは単純です。シャールは存在しない。セルーネイも存在しない。このいわゆる姉妹はひとりなのです。私の兄弟は私だと言えますかな?」
主人公
「あなたはこの人と兄弟だったわ、かつては」
ラサード
「ハマーヘルム!」
ハマーヘルム
「何―?誰が…ラサード?来てくれたのか!会えて嬉しいよ!」
主人公
「もっと先行き明るい状況での再会だったらよかったのに」
ラサード
「会えて嬉しいと言えるものならよかったが、ハマーヘルム。邪教に転じた君に会うなら死んでいたほうがましだった!」
ハマーヘルム
「そう性急に判断をくださないでくれたまえ、ラサード。君は知性と道義の人だと私は知っている。君もサン・ソウルの教義の落ち度がわかるに違いない」
主人公
「耳を傾けちゃダメよ。彼はセルーネイを裏切った。あなたにもきっと同じことをするわ」
ハマーヘルム
「私が裏切った―?いいや、私こそムーンメイデン*の宗徒の犠牲者だったのさ。その点で言えば、我々ふたりは同じなんだ」
「私にはまだサン・ソウルに多くの友人がいるんだ、ラサード。彼らはすでに君がトゥーフォールド*に帰依したのを非難して、君の死を求めている。コラス・ダラソンに機会を与えたまえ。私にしたように君の目も開けてもらえるように」
主人公
「ダラソンはここに?」
ハマーヘルム
「トゥーフォールドの寺院を離れて遠出するには、コラスには敵が多すぎる。だが、もし君が私に誓いを立ててくれるなら、コラスの話を聞くことができる。彼の居場所を教えよう」
*セルーネイの別称。
*このカルトの名称。下のコラス・ダラソンというのがその教祖で、ラサードは実はアローゴスと同一人物だと睨んでいる。