BG2, SoA, ラサードのクエスト#1、謎の会合への招待
<ラサードのコンパニオン・クエストは、アスカトラのシティゲート地区に彼を連れて入ることで始まる。*相当遠くまで足を伸ばすことになるので時間がかかるし、会話(正答を選ばないといけないやつ)も戦闘(主人公単独のものも含め)も質量ともに手ごたえ十分なので、準備とセーブは計画的に。なお、これを済ませとかないとラサードとのロマンスは達成できませんぞ>
クロークを着た人物
「どうも、そこのみなさん。わたくしラサード・イン・バシールという人を探しているのですが、ご存じないですかね?」
主人公
「その人に何の用がおありなの?」
クロークを着た人物
「危害を加えるようなことではございません、全然―精神に関係する会合にお招きしたいだけで」
ラサード
「ちょっといいですか、<主人公>?」
「我々はこの邪教に興味のあるふりをしましょう。この会合に参加すれば、彼らの秘密にしている寺院の在処がわかるかもしれません」
主人公
「いい考えだわ。誰かに質問してるだけじゃあなたの目的*は達成できそうにないものね」
ラサード
「この会合はどこであるのです?」
クロークを着た人物
「この町からずっと東にあるボロキン*のコロシアム跡においでなされ。地図にしるしをしておきましょう」
主人公
「行ってみるわね」
クロークを着た人物
「では、また今晩。さよなら」
(クロークの人物、去っていく)
ラサード
「私のしていることは正しいのでしょうか、<主人公>?この詭計は、私がセルーネイの信徒として学んだことすべてに反しています*」
主人公
「目的をかなえるためにはできる限りのことをしなくてはいけない、ラサード。我慢しなくてはいけないわ、この欺瞞がどんなに不愉快に感じられても」
ラサード
「あなたが励ましてくれるおかげで私は続けていられる、<主人公>。あなたがいなければ、私はどうしていいかわからないでしょう」
*ラサードの目的は、新興宗教(トゥーフォールド)の教祖が兄の仇のアローゴスかどうかを見極めること、そしてもしアローゴスだったら殺すこと。
*不明。地名か人名か…
*サン・ソウルの教義では、ウソ偽りはご法度。ラサードはサン・ソウルの脱退者だけど、根っからの信者かつ人格者、それでいて愛する兄の仇を討つにはどんなことでもしようと思い定めているので、時々いきなり葛藤や自己矛盾に陥ります。ある時は復讐鬼のごとく、またある時は聖人君子のごとし。その落差の激しい豹変ぶりがこのクエストの見もののひとつ。