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BG2, 第2章、主人公はグレートデヴァイスを託されて出発する、病める守護者の驚き

<杖を破壊してそれを守護する者らの苦しみを終わりにすることを決意したアヴァターは、今まで守ってきた杖の片方を主人公に渡し、ビホルダーが持っているもう片方を探して杖を復元すること、そしてその力をビホルダーに向けて放った後、自分の元にまた持って帰るよう指示する。杖の半身を託された主人公は神殿を出ると、これから自分がしようとしていることを病める守護者に話して聞かせる>

病める者
「神殿は楽しかったかね?中には無論、何も見つからなかっただろう。で、あんたは無論、手ぶらでここを出て行くのだろう。ここには…おい…」
「あんた、それはグレート・デヴァイスじゃないか!それで何をする気だ?それは動かしてはならんのだ!何千年もの間、動かされたことはなかったのだぞ!」
主人公
「あなた方の神がそうお望みなの。これがここから持ち出されて、その力を弱められるようにと!」
病める者
「信じられん。ここじゃ昔から何一つ変わらなかったんだ。あんたがグレート・デヴァイスを持ってるとしたら、それは我々の神が思った以上に衰えてるってことさ」
主人公
「今にわかるわ。私がこれを持ち帰った時、これは破壊される。あなた方は勤めから解放されるのよ」
病める者
「ここじゃ何も変わらない。あんたは戻っては来ない。我々が解放される時はない。我々の信仰を力づけるものはない、厭悪と怨恨がひたすら積もっていくのみ。行くがいい。あんたの顔を見るのもこれが最後だろう」

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