BG2, 第2章、棄教者の住処にて②、ビホルダーを倒せる杖
<①の続き。カルトのリーダーに探すよう依頼された杖は、実はカルトの崇めるビホルダーが強大な力を得るためのものだと知らされて、主人公は杖を探すのを思い直そうとしたが…>
ササール
「いえ、ご婦人よ、するべきことはまさにその反対!もし杖を手に入れられるのなら、是非そうせねばなりません!」
主人公
「どうしてです?ビホルダーにそれを渡してはならぬとあなたはおっしゃったのでは?」
ササール
「わしら自身、この杖のもう半分の部分を手に入れようとしたのです。この杖の破壊的な力を使ってビホルダーを倒すために。あの化け物を葬るにはこの方法しかありません」
「あのビホルダーが杖を手に入れるのに失敗してきたというのも、神々があの品を深く忌んでおいでのゆえ。このことを以ても、かの杖の真の威力が…あるいは脅威が…おわかりいただけるでしょう」
「もしよければ…もしよければ、地下に赴いて、かの杖を取ってきていただくわけに参りませぬか、ご婦人?」
主人公
「承知しました…地下へ行って、見つかるかどうか調べてみましょう」
ササール
「まことにありがたいことです、ご婦人よ。わしらもやってはみましたが、盲目では限界があって。この、わしらがいる部屋は安全です…あの棺*が閉まっているあいだは」
「あなたもあれを開けないよう、お願いしたいと思います…中から非常に邪悪な気配がするので。わしの兄弟たちやわしは、ここに安全でおりたいと願っております」
「おお、わしが道を踏み外したことをいつかわが主がお許しになり、わしに見る力を取り戻さしめたもうように!」
「地下の階では気をお付けください。また、神々ご自身すら長きにわたって手に取ろうとなさらなかったものを、一介の人間がやすやすとそうすることはおそらく許されまいということをお忘れなきよう願います。いいですね!幸運を!」
*棺の中には…おぞましいリッチがお休みなので、ここを開けるのは準備と覚悟ができてからにするのがお勧め。