BG2, SoA, 我に返ったグレイカス、魅入られていた忠臣
<デアルニス城にて。主人公は二階のとある部屋に一人の城の衛兵を発見するが、彼は剣を抜いて主人公らに襲いかかってきた。どうやら魔法で操られている様子なので、ディスペルで魔法を解いてあげると我に返ったらしい>
グレイカス
「(ウーン…)な…何がどうなって?ここで一体何が?」
主人公
「あなたは魅了されてたんですよ、きっと。トロルどもに…」
グレイカス
「ええ…ええ、思い出しました。おぞましい…おぞましいことです!おお、私をあの魔法から解放してくださって本当にありがとうございました!」
「あなた…どうかトロルのリーダーを見つけてください…トーガルと言います、たしか。あいつを見つけて殺してください!あいつさえ倒せば、あとの奴らは逃げ出しましょう」
「でも、申し訳ありませんが、私はやつの居場所は存じません…デアルニス卿の居場所も、はっきりとは。ああ…わかってさえいれば。しかし、あなたのお役に立つかもしれないことを存じています…」
「デアルニス卿はご自身のフレイル*をお探しでした…それはずっと昔に分解されて、城中に部品が散り散りになっています。それを探し出すお手伝いをしていた時、我々は捕えられたのです」
「あの方は、もし見つかるのが間に合えば、そのフレイルには火と酸と、それから…何かトロルと戦うのに非常に頼りになる力があるとおっしゃいました。ここに…私、まだその最初の部品を持っております…どうぞ、お持ちください」
「あともう二つ部品が見つかれば、フレイルを完成させることができます。デアルニス卿と私とは、秘密の鍛冶場に向かおうとしておりました。一階にある武器庫の隠し扉の後ろにあるとのことでした。お探しになってみるのがよろしいでしょう」
「私の魔法を解いていただきお礼の言葉もありません。も…もっとお力になれたら、もしそうできればと思いますが、率直に言って私にはもう無理です。ご…ご武運をお祈りします…」
*フレイル・オブ・エイジス。ここで組み立て上げると+3武器となり、火・酸・冷気の追加攻撃のみならずスローの効果もあるなかなかの逸品。
*このグレイカスさんのイベントはバグがあるらしく、呪文のディスペルやチャームは効きにくい模様。指輪などのアイテムの力を使う方がよいとか。また彼は攻撃力がけっこう高いので、戦う前にセーブをし、こちらの防御もよく固めておくほうがいいかも。