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アノメンのクエスト#3②、アノメンは涙を呑んで事件から手を引く

<①の続き。判事の話を聞いて、証拠不十分な相手に報いは求められないとアノメンは諦める>

アノメン
「できるものなら、父のところに戻ってこれが一番いい方法なのだと納得させたいものだが。しかし、父は私に会おうとすらするまい。父は頑なで品性下劣な男だ。いずれは、恐らく、これが正しいことだと父にもわかる時が来るだろう」
「少なくとも…私はそうなることを祈る。あああ、<主人公>…ではあなたの使命に戻ろう、そしてこの事件を後にしよう。私はこの後味の悪さを一刻も早く忘れたい」


*あれだけ喧嘩別れした毒親でも、息子としてやはり捨て切るに忍びない気持ちの出てるところが、変にリアリティーのある場面ですな…

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